関の山・大山のおもしろ看板

地元の低山、関の山・大山へ2月のはじめに行ってきました。歩きやすく、運動不足の私にはちょうど良いハイキングコースでしたが、それより何より、つっこみどころ満載の看板が気になりました。今回の記事はその、気になった看板を紹介する、ただそれだけの記事です。

まず、登山口すぐにある登山道の案内の看板。

ざっくりとした位置関係がわかるのでありがたい看板なのですが、両脇がなんとも残念なことに・・・。花と鳥の写真があったのでしょう、しかし今や登山客それぞれがどんな花、鳥だろうと想像するしかありません。

 

 

次、窯跡の説明の看板。

2点つっこみたいのですが、まず、石灰の文字。勝手な推測ですが、この辺りの地域は昔、炭鉱で栄えていたので、おそらくこの看板を作った方、無意識に石炭と書いてしまったのではないでしょうか。炭の文字の山が分かりやすく消されています。それからもう1つが、気づいた方も多いかと思いますが西暦の表記が明らかに間違っています。大正7年(1981年)と最初にありますが、大正はそれほど最近の話ではありません、8と1が反対になっています。正しくは1918年です。おしいような、いえ、おしくはありません…。

 

 

次は、よく分からなかったので、もしご存知の方がいらっしゃれば教えて欲しいのですが、こちらの十本杉の看板。

看板は2つ見つけたのですが、どの杉のことをどう数えて10本なのか、分かりませんでした。

 

 

もう少し、続きます。こちら、必要最低限の情報でまとめられています。

特に間違いがあるわけでもなんでもありません。関の山にはこのような手作り感満載の看板が多いです。

 

 

最後、これは山歩き中の疲れ(と言うほど疲れるような山歩きではありませんでした)が和らぐような看板。

展望のある関の山と大山の間にある金石山。この看板のある地点が山頂なのですが(展望なし)、3つの山頂の標高と、金石山から関の山、大山それぞれへの距離・おおよその所要時間が書かれています。

気になるのは金石山から関の山までの距離のところです。1,100mと濃い黒の文字で書かれていますがその下!!!薄くOR1,600とあります。

いや、どっち!!!

結局調べていないのですが。距離は気にならない程度の尾根歩きだったので、どちらでも良いです。1,600mのような気もします。

このほかにも、庄内地区の小学校が立てた励ましの言葉が書かれた看板など、たくさんの手作り看板がありました(全部写真撮っておけばよかった・・・)。

 

 

山はというと、山頂からの景色は大山から1枚のみ撮りました。大山の山頂は田川方面が開けており、チロルチョコの工場なんかが見えました。

関の山の山頂では写真を撮っていないのですが、笠置山や龍王山、犬鳴山、古処山など飯塚方面がよく見えました。関の山の山頂の方が広々しており、ベンチもテーブルもあって、私が行ったのは平日でしたが、お弁当を広げて世間話に花を咲かせる地元の方々や、道直しをされている方など、賑わっていました。

福岡の冬は空が霞んでいることが多く、この日も、もわ〜っとすっきりしない景色で終わってしまいましたが、とても歩きやすい山だったので時期を変えてまた訪れたいと思います。

✏︎2022.4.7

 

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