おやつは山頂からの景色。秋晴れの六ヶ岳(鞍手登山口)

昨日から降ったり止んだりの雨が、今日の朝には止むということで、地元の低山、六ヶ岳へ行ってきました。小学生の頃に一度登ったことがあるはず…ですが、他の山の記憶が混ざっていて確かではありません。

六ヶ岳は、宮若市、鞍手町、直方市にまたがる山で、真上から見ると円が4分の1欠けたような形をしています。ブログを書くにあたって調べてみると、六ヶ岳という山名の由来は、「朝日、天冠、羽衣、高祖、出穂、崎門」の6つの峰からなるからだとか。六ヶ岳というと大抵朝日岳を指します。今日目指すのは、1番標高が高い339mの朝日岳です。

登山口は、宮若市、鞍手町、直方市それぞれにあり、今回は六ヶ岳山頂(朝日岳)までわずか30分という鞍手登山口を選びました。登り口はこの看板が目印。登り始めたのは14:17。とってものんびりなスタートです。

車道から登山口に入るとすぐに、背の高い木々に囲まれます。

人の気配がなく、初めての山を1人で登るのは久々なので、少し緊張。スピーカーで音楽を流しながら歩くことにします。午後の傾きかけた日の光が気持ちよく差し込み、息は上がっても汗をかくほど暑くはありません。ずいぶんと秋になりました。

歩き始めてすぐは、この小さな紫の花がたくさん咲いていました。

こちらは一輪のみ。

この花は先週別の山でも見かけました。

登山道は、淡々と一定の傾度の坂が続きます。沢沿いを歩きますが、水はなく、足元は嫌な大きさの岩、というか石ころがゴロゴロと。気を抜くと転びそうです。

人にすれ違うことはありませんでしたが、足跡は多く、整備も良くされているようでロープが張ってあったり、30年前の日付が入った看板がポツンとあったりしました。

木々の間から覗く空が近くなったかな、と思う頃、山頂手前の出逢いの広場に出ます。ここは分岐点でもあり、ここから直方の登山口方面に下りることができます。

この広場から山頂はあっという間。すぐに視界が開けます。

YAMAPの無料地図だと30分のCT。×0.9くらいで登れたんじゃないだろうか?!今日は頑張って歩いたよね?!と時計を確認すると、ピッタリ30分でした。

山頂につけば、週末だし1人くらいいるだろうと思っていましたが、秋晴れの気持ちいい午後、山頂は誰1人おらず。

眺めはというと、360度、山、畑、川、海がどーんと広がります。想像を何倍も超える景色を見ることができました。低山の良さを改めて噛みしめます。きっと、ここから見える景色が、これまでの人生約半分を過ごした場所だからかと思います。

山座同定もそうですが、あの辺が学校で、あの辺が…と地図を見ながら確認。

ホームマウンテンである福智山もしっかり見ることができました。いつもは福智山から六ヶ岳を見下ろしていましたが、今日は反対からの景色で、なかなか新鮮です。

そして、山頂で1番テンションが上がったのが、海がしっかり見れたことです。今日は空気が霞んでおらず、青い水平線まで確認できました。来てよかった〜!

写真では伝わらないのがもどかしい!!

写真中央左に浮かぶのは、響灘に位置する男島と女島。

登山口近くにある、福ちゃんまんじゅうを買って持ってきていたのですが、達成感に溢れ景色でお腹いっぱいになり、まんじゅうを食べることなく、ベンチに座ることもなく、景色を目に焼き付けて、下山。

帰りも鞍手方面へ下り、きっかり20分でした。登りもそうでしたが、蜂と蠅が常に4.5匹付き纏いそれだけ不愉快でした(笑)。夏の間は暑くて登るのはキツそうですが、何度でも来たいと思える低山となりました。他の登山口から登ったり、6つの峰を歩くのもいいかなと思います。

山頂で食べなかった福ちゃんまんじゅうは、家に帰って食べたのですが、皮がもっちもちしていて、美味しい。うどんが本業だったそうですが、一緒に出していたまんじゅうが売れるからと饅頭屋になったそうです。もし六ヶ岳登山を計画されている方がいましたら、ぜひ寄ってみてください!

1時間と少しの登山、いや〜お腹いっぱいになりました!来てよかった〜!(2回目)

ということで、今日はここまで!

 

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