【27日目】カタリーナの誕生日

今日はチリのカタリーナの誕生日。先日のミーティングでみんなの姉貴キャサリン「せっかくだからみんなで朝ごはんか夜ごはん、時間を合わせて食べようよ。カタリーナ、どっちがいい?」チリのカタリーナ「朝がいい!」と決まったので、今日は9:30に皆仕事の手を止め、スタッフルームに集合します。

私はフルーツの盛り合わせを作り、見習いcookロビンはフレンチトースト、みんなの姉貴キャサリンはパンケーキを焼いて、アイスクリームや生クリーム、砂糖にヌテラ、キャラメルがテーブルに並べられます。それぞれのシフトの開始時間はバラバラで、朝の時間帯に集まることはないので、皆でテーブルを囲うのは新鮮です。

チリのカタリーナは、お誕生日おめでとうのコメントをもらう度、ハグを返し、とても幸せそうです。こちらまでその笑顔で幸せになります。

私は今日は久しぶりにB/Cシフト。夕食の箸休めにと、酢の物を作りながら仕込みを進めていきます。お昼過ぎ、チリのカタリーナ「仕事終わらせた!エンパナーダの時間よ!」とキッチンにやってきました。エンパナーダというのはチリの料理の1つで、餃子を4.5倍大きくし、オーブンで焼いたもの、というと想像しやすいでしょうか。1週間ほど前から、彼女が自分の誕生日にはエンパナーダを作りたいと言っていたので、今日はチリのカタリーナが夜のメイン料理を作ると決めていたのです。

皮は、昨日の夜にチリのカタリーナとキウイの物静かなアニーが事前に仕込み済み。お昼過ぎからチリのカタリーナが具となる牛肉ミンチを、ベジタリアンやビーガン用には細かく切った野菜を炒めていきます。中に包む具はそれらの他に、オリーブやゆで卵、レーズンなど。皮を縦長の楕円形に伸ばし、肉または野菜の具を真ん中にのせ、卵やオリーブ、レーズンをさらに上にのせて、餃子のように皮で具を包んで端を閉じていきます。

私は仕事がまだ終わっていなかったので、終わったら私もやりたい!いくつか残しておいて!と伝え、仕事がひと段落している見習いcookロビン、休憩時間中彼にくっついて回っている生意気なミアがチリのカタリーナに教わりながら、いくつかエンパナーダを作ります。

やっとやらなければならない仕事が終わったのは14:30頃。私も参戦です。キウイの物静かなアニーがちょうどキッチンを通り過ぎていくところだったので、声をかけて3人でエンパナーダを作っていきます。包みながら、どんな味がするんだろうと、食べるのが楽しみで仕方ありません。

作ったエンパナーダは30個ほどでしょうか。食べ応えがありそうな大きさです、20分程度で焼けるそうなので、一旦チリのカタリーナはシャワーを浴びに部屋に戻り、私は従食をもう一品作ります。じゃがいもと玉ねぎを薄くスライスし、塩胡椒で味付けして焼く料理です。よく家や前の山小屋で作っていたもので、何と呼ばれる料理なのかイマイチ分かってませんがスイス料理ということだけは知っています。

ちょうど今日のお客さんに穀類アレルギーの方がいるようだったので、このじゃがいもの料理をお客さんにも出すことにしました。いつものフライドライスは使えませんし、見習いcookロビンが代わりにサラダを作ると言っていたのですが、私「じゃがいもなら同じ炭水化物だし、いいんじゃないかな。穀物は入れずに作るから、これで良ければ出そうよ」見習いcookロビン「Sounds good to me!

思いの外、じゃがいも含めひとつひとつの仕事に時間をかけ過ぎてしまい、朝のバースデイブレックファースト以外に休憩時間を取ることなく、朝の6:20から17:00まで働いてしまいました。ん〜!よくないです。流石に朝早かったので、睡魔もちらちらと襲ってきます。

結局食欲が勝り、17:00過ぎ、皆との夕食を楽しみます。エンパナーダをまずはひとつ。そしてもうひとつ。酢の物やじゃがいも料理も食べ、フルーツも食べ、最後にエンパナーダをもうひとつ!皮は餃子のように小麦粉で作られていますが、オーブンで焼いているので食感がまた違い、具の味付けもシンプルでとても美味しいです。しつこくないので、パクパクっと食べてしまいます。

従食を皆で食べた後は、共用のパソコンで調べ物をしながらweek offの予定をあーでもない、こーでもないと考えたり、ワーホリについてググります。

というのも、ワーホリのアプライは31歳になる前までできるのですが、それをすっかり忘れており、今すぐアプライすればまだ間に合うことに気づいたのです、、、。今の仕事を終えた後、違う国でワーホリビザを取得して働くなんて考えてもいませんでしたが、もし可能なのであれば、あの時やっておけばと後悔するより、やってみたほうが面白いかなと急に思い始めたのです。

いくつかの国を見てみましたがinterviewを母国で受けないといけない、ビザ取得後3ヶ月以内に入国必須等記載があり、ニュージーランドのワーホリビザと比較するとなんだかcomplicatedです。眠たくない時にじっくり調べてみなければなりません。

パソコンとしばらく睨めっこしていると、そこにやってきたのはのっぽな山屋ミック。彼は昨日の夜からlong napを取ると言い残し、どこだか詳しくは知りませんかcampingに行って今日のday offをひとり楽しんでいたのです。not allowed officiallyで、本来ならばパソコンからリクエストを出し会社の許可を事前にえないといけないのですが、そんなこといちいちやってられるかよと、こっそり出かけていたのです。

昨日の夜は餃子で、今日の朝はパンケーキ、今日の夜はエンパナーダで〜、と彼が不在中の従食を説明し、冷蔵庫の余りをチンして美味しそうに食べるのっぽな山屋ミック。「いろんな国の料理が食べれてありがたいよ。レストラン開けるよね。That would be so interesting

皆の仕事が終わる21:00、スタッフルームに集合して、チリのカタリーナの誕生日を改めてお祝いします。私は彼女のリクエストでチャイを作り、見習いcookロビンが昨日から準備していたケーキがテーブルにドンとおかれます。チョコレートケーキなのてすが、all covered up with caramel !彼女のリクエスト通りのケーキです。ケーキには、お誕生日おめでとうカタリーナとチョコレートで書かれています。♪〜ハッピーバースデイ、ディアCARO〜ハッピバースデイトゥーユー〜♪ろうそくは生憎ありませんでしたが皆で歌って食べて。

ここのところ仕事仕事仕事!!!で、心に余裕がない毎日を過ごしていましたが、今日はチリのカタリーナからhappinessをお裾分けしてもらい、 平和な1日になりました。

 

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