今日はすっと起きれず、9:30に起床。10:00過ぎから仕事を始めます。今日の夜の従食は餃子を作る！と先週から決めていたので、たったかとやらなければならない仕込みを終わらせていきます。
まぁ、しかし、そこに現れたのは生意気なミアと見習いcookロビンのカップル。見習いcookロビンは一通り仕事を終え、明日のチリのカタリーナの誕生日に向け、ケーキを事前に焼いておくそうで、生意気なミアは小麦アレルギーなので、自分が食べられるグルテンフリーのブラウニーを作るようです。見習いcookロビン「今度、作ってあげるって」生意気なミア「私は今食べたいの！今すぐ！」通りすがりののっぽな山屋ミック「ロビン、彼女は今食べたいんだってさ」
2人でキッチンに立つのはいいですが、静かにして欲しい。生意気なミアの早口で甲高い声、聞いていて疲れます。それを煽るような見習いcookロビンの相槌もイけてません。2人して「I don’t really get it」を何度も復唱しています。
私は私で、過ぎていく時間に焦りつつ、餃子を無心で作ります。餃子の種は豚肉のミンチに昨日切っておいた人参、マッシュルーム、長ネギのようなよくわからない野菜。餃子の皮はもちろんニュージーランドのジャングルの中には存在しませんので小麦粉とお湯でいちから作ります。
いやぁ〜、予想以上に手間がかかります。ひとつふたつ、皮をめんぼうで丸く平く伸ばした時点で「こんなもん2度と作らんぞ！」と自分に誓います。時間に追われることなく作ることができるのなら楽しいですが、仕事のひとつとしてやるのは勘弁です。なんとか1時間で500gの小麦粉を餃子の皮に変身させ、種を包むことが出来ました。数えてはいませんが、50個はあったかと思います。
その後は、見習いcookロビンがキッチンに手伝いに来てくれて「僕は今日何も作ってないし、何でも手伝うよ。何したらいいか教えて」生意気なミアとセットでない限り、彼はよく働きますし真面目で素直な子なのです。率先して手伝ってくれます。
私はグルテンフリー、ビーガン向けの餃子を引き続き作り、彼にはお客さんの夕食の準備で終わってない仕事をお願いしました。グルテンフリーの餃子は、グルテンフリーフラワーで作ろうと思っていましたが生憎在庫がなく、湯通ししたレタスで種を包み、蒸すことにします(ここには蒸し器がないので鍋に穴の空いたボールを載せて蒸し器のようにして使います)。ビーガン向けの餃子は、豆腐と野菜を混ぜた具で、同じようにレタスを皮代わりにして包み、蒸してみました。
あーっ！もう、みんな小麦粉も肉も野菜も何でも食べてくれ！と口から出そうになりますが、ぐっと堪え、こればっかしは仕方ないので、3種類作ります。
餃子に集中していましたが、今日はマッシュルームのアレルギーのお客さんがいるのでそのお客さんように特別フライドライスを作らなければならないことを思い出しました。あぁ！マッシュルームのアレルギーなんてそんなもんあるんでしょうか？聞いたことないぞ。と思いながらもささっとググることもできませんし、お米を炊いてフライドライスを作ります。
17:00、従食の時間に合わせ餃子を焼きテーブルに並べ、皆美味しいと言いながら食べてくれます。見た目は不格好ですが、手作りの皮はもちもちしていて食べ応えがあります。これならまた作ってもいいかなとチラリとそんな声が頭をよぎります。いやいやいや。もう作りません！みんなの姉貴キャサリン「Well. Enjoy dumplings everyone, she’s not gonna make this again」もう2度と作りたくない、作り始めたことを後悔しているとみんなの姉貴キャサリンにはぼやいていたので、彼女がみんなにアナウンスしてくれました(笑)。
私が食べていた時は、皆それほど食べていなかったので、今回も少し作り過ぎたかなと思っていましたが、私がスタッフルームを離れた後、ガイドや他のスタッフが食べてくれたのか、いい具合に消費されていました。よかった。
＊
今日の夜は早く切り上げて散歩にでも行こうかなと思っていましたが雨が降ったり止んだりで結局洗濯してシャワーを浴びてで終わってしまいました。1日1日こなすので精一杯、明日、明後日、来週のことなんて考える余裕はなく、、、。カレンダーを見るといつのまか2023年を迎えていた、なんてことになりそうです。んー、来月のweek offが待ち遠しい、ちょうど1ヶ月後です。
▲毎日変わり映えのしない定点観察
COMMENT