6月の雪残る涸沢カール

雪山登山は本格的にはしたことがありませんが、アイゼンがあれば行けそうだと山小屋の中で皆が話しており、休みが重なったまりちゃんと、涸沢カールへ日帰りハイク。雪と聞くだけでどきどきしてしまう私ですが、まりちゃんと一緒なら大丈夫だろうと、アイゼンにストックを持って、徳沢を出発。

徳沢〜涸沢へ

▲横尾でこの大きな橋を渡ると、お散歩気分から、登山気分へ

▲本谷橋

本谷橋を渡り、本格的に上り坂が続いてくると、標高も上がり雪もこのように残っていました。

綺麗に整備されている道は、本当にありがたいです。歩きやすい。

すぐに雪道に戻り、慎重に歩き進めます。

涸沢は、秋の紅葉の時期に2回、夏に1回ときたことがありますが、雪が残る季節は初めてです。まるで、別世界。雪の上を歩く私の2本の足は慣れませんが、それでも夏道のように一本道ではなく好きな場所を好きなように上がっていけるのは、初めてで新鮮。楽しいです。

もちろん、沢の上を歩いて落ちてしまっては危ないので無茶なことはしません。

前方には涸沢へと向かうグループが。私はここでまりちゃんに弱音を吐きます。「私ここで待ってるから、まりちゃん行っておいで。もうここまででいいや・・・」

というのも、登るのはいいですが、降りるのが怖かったのです。アイゼンとストックを持っていたとしても、登り詰めた後、自分の足が徳沢まで自分を運んでくれるのか帰り道を心配し始めました。

ここで、まりちゃんがいいよと言ってくれるわけはなく、一緒に涸沢ヒュッテまで行くことに。

▲無事到着

涸沢から大天井岳を眺める

涸沢からは表銀座の稜線が綺麗に見えました。今まで涸沢に来たときに意識していませんでしたが、ここから大天井岳がはっきりと見えることに、静かに感動。私はあの場所から涸沢を見ていたんだなあと2年前の山小屋生活を思い出しました。

大天井にいた頃、夜はよく岩に寝転がって星空を眺めたり、月明かりにくっきりと浮かび上がる山肌を目に焼き付けていました。その時に遠くの山小屋の光がぼやっと見えるんです。その一つが涸沢でした。懐かしいです。

涸沢ヒュッテについてからはデッキでお昼ご飯を食べながら、他の登山客と少しお話ししたりしてゆっくり過ごします。向かいの涸沢小屋まではいきませんでしたが、こう見るとすごい場所に小屋が建ってますね。

コーヒーのち下山

帰り道は、大丈夫かなあと大分自分のことを心配していましたが、歩き始めると足が慣れてきたのか、上手く下ることができました。連れてきてくれたまりちゃん、感謝。

帰りは本谷橋でコーヒー&おやつタイム。

植物観察

道中で見つけた植物、主に花をいくつか紹介します。

こちら、エンレイソウ。徳沢で見るよりも大きいです。ほら!(私の手と比較)

こちらはおそらく、ヒメイチゲが花を咲かせた後の姿です。可愛い!

こちらはショウジョウバガマの蕾でしょうか?

標高を上げていくと、徳沢では満開だったりもう時期が過ぎた花たちが、出迎えてくれます。時が戻ったかのようです。

こちらはエンレイソウの芽が土の中からよっこいしょと出てきています。

山桜も、下を向いてランプのように咲いています。

 

これからの夏、秋の涸沢ももちろん楽しみですが、雪を纏った涸沢カールにこうやって足を運ぶことができて、本当によかったです。

 

▲小屋に戻った後。川辺で夕陽を見ながらまりちゃんとのんびり過ごしました。良い休日。

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