99日目 下界に降りた方が良いのか

今日は5連勤2日目。先はまだまだ長い。なんだか精神的にも体力的にも中途半端に疲れた状態が続いている。前に気疲れの話を書いたが、それは今も続いているし、素早く動くのが苦手な私には、毎日せかせかと時間に追われながら仕事をしているので1日が終わる前にぐったりし始める。

せかせかと1人が動けば、それを見た1人もせかせかし、と連鎖反応を起こす。最終的には全員に余裕がなくなり、小さなことでイライラしてしまう、そして雰囲気はピーンと張り詰める。こんな状況はニュージーランドでは、なかったと思う。

特にattendantのシフトをしている時は、真面目組はさっさっさと、仕事を終わらせはするが、せかせかはしていない。常に走っているわけではないし、時間に追われるようなストレスはない。(不真面目組は、ノロノロ仕事を進める。)ストレスを感じなくていいようにシフトは組まれているし、おかげで雰囲気が悪くなることはない。

もちろん人間関係においてのいざこざはあったし、キッチンで働くcook間ではピリッとすることが多々あった。しかし、今ほどではない。

そんな環境で2シーズンも働かせてもらった私には、今のこの山小屋での仕事は、ハードモード。繁忙期に入ってから毎日疲れている。

疲れている原因のもう一つは、皆が気を遣いあっていることかもしれない。日本人らしい、と言えばいいのか。気を遣いすぎ、先を汲み取りすぎ、空気を読みすぎ、な気がする。ズバッと言えばいいのに!ハッキリ意思表示すればいいのに!と思うことが多々ある。書いているとキリがないので詳しくはかかない。

他に考えられる原因としては、町に降りたり他の山へ行ったりしていない。つまりは、小屋を離れずずっと閉じ込められた空間で生活している。他のスタッフは街に降りたり、他の山小屋は泊りに行ったりしている。刺繍や近場のお散歩、ランニングも良いが、きっと気分転換に小屋をしっかり離れる時間を作った方が良いのだろう。

一方お天気は、暑すぎることなく、過ごしやすい日々が続いたいる。午後からの雨は天気予報通りではなく、いつ降るのか誰も当てられはしないものの、ほぼ毎日雨が降るおかげで夜は涼しいし、朝ももちろん涼しい。クーラーが無しの生活は本当にありがたい。去年の今頃や、中東の旅行中は暑くて暑くて、ホテルの中でのクーラーは体に良くなかった。

蝉が鳴き、緑はぐんぐんと伸びて、森の中は植物の匂いが漂う。小屋の中には虫がよく入ってくる。トイレ掃除では毎回動かなくなった何匹ものハエにさよならし、客室に入り込んだ蜂を外に返す。

明日は月曜日。週末にアプライした仕事に関して、ニュージーランドからメールが来るはずだ。ビザの結果はギリギリになると思うのでそれまでは待たず、採用が確定すれば航空券を取りたいと思う。

 

 

 

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