連休明けは5連勤だった。6月末は6連勤が2回続いたので、それに比べれば、だいぶん短く感じられる。
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この5日間の出来事といえば毎日続いた雨。朝は必ず晴れるのだが、昼頃から雲がもくもくと現れ、空が重くなり、雨がいきなりザーッとバケツをひっくり返したように降る。そして何事もなかったかのように雨は止まり空は軽くなって、明日を迎える。これが毎日のように続いた。
空が重い、軽い、というのは決して比喩的な表現ではなく、重さが五感でしっかり感じられた。私の背中に空が乗っかって重さを背負うことができる、とまではいかないが、雨が降る前は空が重くて手の届きそうなところまで落ちてきているような感覚だ。
雨が降るからか、朝は晴れていても湿度がそこそこある。掃除をしていると汗をかくし、部屋の除湿機にもあっという間に水が溜まる。西日本は梅雨明けしたらしいが、ここの梅雨明けはいつになるのだろうか。
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もうひとつ、2連休中に寄り道してくれた先輩が私の膝の調子を治してくれた。詳しく書けるほど、頭の理解が追いついていないので、詳細は伏せる。2020年、初めての山小屋で働いた時の先輩で、今回会うのは3年ぶりだった。
膝の痛みはニュージーランドでの長い山歩きで出てきたもので、1番ひどい時には痛み止めを飲まないと歩けないくらいの痛さだった。それから山登りやランニングはできるだけ避けていたし、中東旅行中も、観光で長く歩けば痛みはなくとも、違和感を感じていた。その違和感が、急に雲がふわっと消えてなくなるように、どこかに行った。何だったのだろうか?
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