前回のブログにも書いたが、1年以上痛みや違和感を感じていた膝が良くなった気がするので、この2連休はそれが本当なのか確かめるため、ランニングを再開した。小屋スタッフの中に1人、3日に1回程度のペースで走っている人がおり、気持ちよさそうに汗をかいて小屋に戻ってくるのを見ると、あの爽快感をまたもう一度味わいたいと、思っていたのだ。膝が痛くなるのはわかっていたので、その先輩を見るだけで、走ることはしなかったが、膝の様子が良さそうなので、思い切って朝から1時間ほど、走ってみた。走るというか、半分以上は歩いていたと思う。
走った後の疲れは膝に限らず全身に感じるものの、ピンポイントで膝が痛いというのは感じなかった。それでも信じられず、2連休2日目ももう一度同じ道を走って(歩いて)みるが、やはり痛みは感じない。
そして、膝を気にせず走れることに、幸せを感じる。木漏れ日の中、緩やかにカーブし、坂道を登って下ってを繰り返す、森の中のランニングは本当に気持ちが良い。パタゴニアの広告だったか、人間の体は走るために作られていると見た気がするが、走っていると、そうかもしれないと思わされる。刺繍もいいが、時には身体を動かさないと、つくづく思う。
ニュージーランドでランニングを始めたときも小屋の皆に驚かれたが、今回も小屋の皆にさやちゃん走り始めたの?と驚かれる。私に対して走るというイメージは、私自身あまりないし、皆にはさらさらない。(笑)
けれど、小学生の時のバスケや、高校の時のマーチングのトレーニングで身体を使っていたので、身体を動かすということは、私の奥底にしっかり残っているようだ。走ると、他のものからは体感できない、気持ちよさがあるのだ。
ニュージーランドの小屋生活中は、3、4kmなら気持ちよく止まらずに走ることができ、最大15km程度は時々歩きながらにはなるがランニングを続けていた。その時のように、気持ちよく走れるようランニングをぼちぼち続けたい。しかもここは標高が1500mと高いので、高度な有酸素運動となりそうだ。
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2連休中は、走る他、いつも通り刺繍をする。いちごとネズミの刺繍は終え、苔の上で写真を撮り、次の図案を布に写す。
次の図案は、私が大好きな刺繍の本から、珊瑚の図案を指すことにした。やはり海。直感的にこれを選んだ。
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