【60日目】初めてのLaundryのちR Lakeへ

今日は昨日に引き続きattendantシフトであるLシフトの日。初めてなので、みんなの姉貴キャサリンにひとつずつ教えてもらいながら洗濯機を回していきます。

日本の稜線上での小屋では、そもそもシーツなんて使っていませんでしたし、森の中の山小屋ではシーツは使いますが毎日支配人が車で使用済みシーツを下ろして、業者が新しいシーツを運んでくれていました。がしかし、ここニュージーランドでは、シーツなどのリネン類は全て自分たちで洗濯し、乾燥機や乾燥室を使って乾かし管理します。

Lシフトは朝食の時間帯キッチンで皆と一緒に動き、キッチンが落ち着く8:30頃から洗濯に取り掛かります。シーツをはがし、洗濯機に突っ込んで、洗濯機が回っている間は、朝ごはんを食べ、終わったら乾燥機に突っ込み、乾燥室にもシーツを干し、、、その繰り返しです。

昨日の宿泊のお客さんがいつもの3分の2の数だったこともあり、12:30前には全てを終え、今日のシフトは終了!あっという間です。

Cookの仕事と比べ、attendantの仕事はプレッシャーを感じることがなく気が楽で良いです。cookの場合、従食がtrickyですし、日によっては仕込みの量が多くなかなかキッチンから出ることができません。

仕事を終えた後は、数週間に1度あるミーティングが行われました。スタッフルームに集まりみんなのお母さんエミリーやみんなの姉貴キャサリンからいくつか注意点が共有され、愉快なchefケイシーからも「電子レンジ使うのはいいけど汚してしまったときは掃除してほしい。自分じゃなくても気づいたら掃除。15秒でおわるからね」と。

ミーティングはさくっと終わり、R Lakeに行く支度をし、キウイの物静かなアニーと初めてのハイキングへ。off trackなので、パソコンからのリクエストが必須ですが、リクエストをあげるのが直前すぎて許可がおりませんでした。みんなのお母さんエミリーに相談すると「無線を持って、ホワイトボードにはC小屋に行くと書きなさい、誰にもどこに行くかは言わないのよ、気をつけていってらっしゃい。気をつけてね」と言ってもらえました。Thank you so much!!!

私はR Lakeに行くのは初めてですがキウイの物静かなアニーは2回目。彼女を先頭にして歩きます。小屋を出て1時間はon trackを歩きますが、途中でトラックを外れて川を渡り、off trackへと入っていきます。とは言ってもD Passと同じく三角のマーカーはあるので、見失わないよう進むのみです。

川は、日によっては腰の高さまでの水量があるそうですが、今日は運良く膝上までの高さで、想像していたよりも楽に渡ることができました。渡渉の後、湖までは高低差は大してなく、森の中を川沿いに歩いていきます。

しばらく行くとroot partに入ります。これが面白いのです。腕くらいの太さの木の根が網目状に張り巡らされた場所なのですが、木の根と根の隙間は苔に覆われ、その苔の下は空洞なのです。踏み場が悪く苔の層が薄い部分に足を置いてしまうと、隙間は落とし穴のようになっており、ズボッと埋もれてしまいます。

足をどこに置こうか考えながら歩く私はどんどんペースが落ちていきますが、休み時間の度に小屋周りをいつも走っているキウイの物静かなアニーは、軽い足取りで進んでいきます。

キウイの物静かなアニーとはひとまわり以上年が離れていますが、他の同年代のスタッフよりも落ち着いており、話していて歳の差を感じることはあまりありません。地元ではランニングクラブに入っていたそうで、毎週末hillを走っていたそうです。平坦な道を走るより山を走る方が断然好きだそうで、「hillを走って登っていくのが好きだな、登れば下れるからね」と。

runall weather sportだよ、いつでもどこでも走れる。けどやっぱ冬がいいな。夏は嫌い。」スキーのインストラクターのライセンスを持っている彼女は、スキーが大好きだそうで、冬が来るのが待ちきれない、スキー教えてあげるよ!とまで言ってくれました。スキーには興味がありませんでしたが、ニュージーランドに来てからキウイの物静かなアニーはじめ、皆にウィンタースポーツを勧められるので、やったほうがいいのかなという気持ちです。

小屋から歩き続けること2時間。目的地であるR Lakeに到着です。

「前回はここまでしか来なかったんだけど、まだ時間あるしもう少し先に行ってみようか?」という彼女についていき、さらに湖沿いを進んでいきます。見晴らしの良い場所まで何度か湖から伸びる川を渡り、開けた場所に出ると、さっきまで見えなかった山がいくつか見え、その山頂あたりにはまだ雪が残っています。聞こえるのは鳥の鳴き声。目に入ってくるのは、山に囲まれた湖と湖に流れ込む透き通った川。山の中でありながら場所によっては砂浜のような場所もあり、そこには大きな鳥でしょうか、彼らの足跡がたくさんついています。

持っていたフルーツを食べ、水を飲み、帰りたくないね〜とおしゃべりしながら休憩。今日はキウイの物静かなアニーの最後のRDOで、明日から5日間働いた後は街に降り、大学生活に戻ります。「あと5日だから大丈夫だよ!」「ん〜もうトイレ掃除は勘弁だよ!ここはいいよね、割ってしまうような皿はないし、掃除しなきゃいけないトイレもないし、ベットメイキングしないといけないベットもない!」

帰り道は2人でお腹空いたお腹空いたと言いながら早足で小屋に向かいます。私の倍速で進んでいくキウイの物静かなアニーは、私との距離が開くたびに静かに微笑みながら私を待ってくれます。

小屋に到着したのは19:00頃。シャワーを浴びずにそのままスタッフルームへ行き、まずはご飯を食べます。言葉を交わさずにサラダやパン、おかずを平らげた後、ふうーっと一息ついていると、スタッフルームに現れた愉快なchefケイシー「デザート食べる?」どんなデザートだろうとワクワクしながら待っていると、、、小屋に来てから食べたデザートの中でも一二を争うdeliciousなデザート!バターと砂糖たっぷりのケーキにアイスが乗っかって、さらにキャラメルのソースがかかっています。愉快なchefケイシーに感謝!

今日は洗濯に始まり、ハイキングして、美味しいデザートを食べて。9連勤中ですが、少しほっと一息つけた1日になりました。

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