【84日目】一品ずつ味わって食べてほしい

今日はタイトルにある、私の最近のちょっとしたぼやきを書きたいと思います。

小屋での従食はスタッフルームのテーブルの上に、どん、どん、どん、どん、どんとおかずがのった大皿が並び、そこからビュッフェ方式で各自プレートに盛って食べるというのが、ここでの食べ方。これは日本の山小屋でも同じでした。食べたい料理を食べたいだけ自分の皿に盛る、ということになります。

自分の皿に載せた後はどういう食べ方をしようがその人の自由なのは百も承知です。がしかし!毎回うずうずしてしまうことがあるのです。多くのスタッフが、皿の上で料理を混ぜ、塩コショウを大量にふりかけて、口へ運ぶのです。

日本人がおかずを白米と一緒に食べたり、パンでスープやシチュー、お皿の上のおかずを綺麗に拭うようにして食べるのとは、また少し違います。少しどころか全然違います。

先日の従食で私の作ったじゃがいもの煮物。昆布から出汁をとり、醤油と味醂ベースで作ったのですか、皆、じゃがいもとトマトベースのチキン野菜と一緒にオーブンで焼いたものとミックスして食べたり、キャベツのワイン煮と一緒に食べていて、じゃがいも単体で食べることはありません。

今日はというと、パスタを数種類作ったのですが、私の目の前に座っていたみんなのお母さんエミリーはペストパスタにクリームパスタ、ペペロンチーノをミックスして食べています。違う違う違う違う!そうじゃない!私の隣にいたブラジルのジェイニーは、クリームパスタとペペロンチーノを混ぜて食べています。ちがーう!違う違う、そうじゃない!

1つずつ食べて、それぞれを味わってほしい、、、。

クリームパスタは見習いcookロビンが朝からレシピを調べ、クリームを大きな鍋で作ったもの。ペペロンチーノは、ピリッと唐辛子とガーリックの効いた私作のパスタ。2つは全く異なるパスタです。

なぜ混ぜる!!!

まぁ、そこでジロジロ見ることも、突っ込むこともせず、「(あっ、、、)」と見て見ぬふりをするのが私です。いつか気が向いたら、愉快なchefケイシーにこの話をしてみようかな、、、彼ならわかってくれる気がするからです。

▲今日の定点観察

 

▲20:30、小屋後ろの山々が夕陽で照らされる

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