次々に送られてくる書類

ニュージーランドの山小屋の求人に応募し面接を受け、結果の連絡が来たのは面接日当日。それから5日後に正式な書類と共に正式な採用通知のメールを受け取りました。無事、出国前に職を得ることができ、しかも、何年も前から狙っていた山小屋での仕事!!

 

まぁしかし、採用が決まったことにほっとする暇はなく、次から次に書類やメールが送られてきます。

第1便で送られてきたのは、Employment Agreement、労働契約です。メールにあるリンクボタンをクリックすると、ネット上で確認、さらに署名までできてしまいます。

日本で山小屋バイトをするとなると書面は働く数ヶ月前に封筒で送られてきて、印鑑を押して署名、返信というのが“普通”。それに対して、ニュージーランドの山小屋は、指で画面上にサインしてしまえば、労働契約が結ばれてしまうという、とっても簡単で時間も手間もかからない便利なオンライン上の手続き。

とはいえ、やっぱり紙が欲しい・・・。印刷して堅苦しい英単語が並ぶ契約書に、調べた単語の意味を書き加えながら、解読。書面は10枚あり、特に休み(有給、病欠、忌引)や従業員にとって不利になることに対しての補償内容についての記載が詳しく書かれていました。

なんとか読み終え、署名して送り返し(といってももちろん郵送ではなく、ボタンをひとつ押すだけ)、一息ついていると第2便が。

「いくつか質問事項をまとめたので下記フォーマットから返信よろしくね!今日は金曜だし、日曜日までの返信でいいからね!楽しい金曜日を!」というメール。金曜日に対してのこういうノリ、アメリカでの留学していた頃を思い出します。そっか、今日は金曜か〜。

それにも回答し、さあ、分からないことを書き出して、メールで問い合わせてみるか〜、とのんびりしている私に第3便が。

「ハイ、さやか!パスポートの写真のページを送信お願いします!」

同時に第4便も。

「ニュージーランドで働くための手続きに必要な書面を送るから、署名をお願いします」

この第4便は、入国後に郵便局で手続きが必要となるらしいIRDに関しての書面で、記入箇所はたくさんありますが一先ずは署名部分だけ記入が必要とのこと。IRDとは、日本でいうところの国税局。ニュージーランドで働くにはIRDナンバー、つまり納税者番号を取得しなければならないようです。

どの手続きもオンライン上で完結できてしまうので、1つ1つがスピーディー。一方私は、採用が決まったこと、2ヶ月後にはニュージーランドで働くことができるということにまだ実感が持てず、心も頭も追いつきません。

追いつく前に出国日が来てしまいそうな気も、、、。

ぽけーっとしている私に家族や友人から

航空券買った?ゴローの革靴よりトレランシューズの方がニュージーランドのトレイルには向いてると思うよ、靴買ったら?保険は入らなくていい?入国後のコロナの検査のこと調べてる?

いろいろ気にかけてもらっています。

 

 

出国まであと61日!

 

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