【55日目】Birthday Pots

Face to faceで、こんなにもお誕生日おめでとうの言葉を、たくさんの人にもらったのは初めてかもしれません。

7:00にキッチンへ行き、初めてのLodge attendantのシフトのひとつであるPシフト、鍋洗いを始めます。皆私を見かけるなりお誕生日おめでとうとお祝いの言葉をもらい、いつも、hellohey程度の挨拶しか交わさないガイドからも、Happy birthday Sayakaと声をかけてもらい、Thank youを連発します。

みんなのお母さんエミリーは1日中「オオォ〜さやかさやか〜ハッピーバァスデイ〜!」とオリジナルソングを歌ってくれたり踊ってくれたり。

こんなにもお誕生日おめでとうの言葉を、たくさんの人にもらったのは初めてかもしれません。SNS上でおめでとうと文字をもらうのとはまた違います。

Pシフトは、朝食出しの時間の鍋洗いが終わった後朝ごはんを食べ、はっきりとは時間は決まっていません、が大体9:00頃から部屋の掃除にとりかかります。日本の山小屋では、全員で一斉に掃除を始め、掃除すべき場所が終わるまで皆で声を掛け合いながら終わらせていきますが、ここではPシフトは11号室〜16号室の掃除と割り振られており、1人で担当の部屋を掃除してベットメイキングを行います。

16号室に泊まっていたお客さんはCovid陽性反応が出たため、みんなのお母さんエミリーに「You can’t touch anything, don’t get closer to 16, okay ?」と釘を指されます。その部屋はみんなのお母さんエミリーがマスクと手袋をして掃除をしてくれました。掃除の手順や、ベッドメイキングの方法は、12月にみんなの姉貴キャサリンやしっかり者のメグに教わっていましたし、日本の山小屋でやっていたことと変わり無いので、淡々と終わらせていきます。

終わったのは11:00過ぎ。途中からみんなのお母さんエミリーや賢そうなアニーも手伝ってくれたので、あっという間に終わりました。掃除が終わった後は、17:00までフリー。17:00〜従食、17:30〜鍋洗い再開です。

昼間は優しいお姉さんブリッジが誘ってくれたので泳ぎに行こうと思っていましたが、ここのところ睡魔が激しく、3時間こんこんと寝てしまい、結局湖には行かずじまい。

従食を食べ終え、17:30キッチンへ行くと、ごめんよ〜と愉快なchefケイシー。これでもかと鍋やトレイなど大物がシンク横に積み重なってきます。「Birthday pots !!! Sorry …」プレゼントとして嬉しくもなんともありませんが、仕事なので仕方ありません。洗い物が増えるのも納得な、豪華な夕食を作ってくれていたので、それを食べられるだけありがたいもんです。

鍋洗いに、部屋掃除。1日終わってみると、cookをやるよりも何倍も楽で、従食つくらなきゃ!仕込みしないと!というプレッシャーが全くなく、easy easyでした。1番に感じたのは、lodge attendantcook50ドル近くの日給の差。cookとして働くほうが50ドル多く日給がもらえますが、そりゃそうだな、と1日働いてみて感じました。

仕事が全て終わったのは20:20頃、シャワーを浴び、スタッフルームに行きます。皆集まってくれていて、私が来るなり部屋の電気を消すチリのカタリーナ。愉快なchefケイシーがhugecakeに火のついたろうそくを6本立てて持ってきてくれました。皆でバースデーソングを歌ってくれ、みんなのお母さんエミリー「ナイフを入れながら願い事をとなえるのよ、目をつぶってね!kiwi thingだから!」と。ケーキはこれまで食べたケーキの中でもダントツに大きく、チョコレートケーキにチョコレートのアイシング、さらにオレンジゼリーやチェリー、カリカリに焼かれた輪切りのオレンジやチョコレートがのっかっています。贅沢にデコレーションされているケーキは夢のようで、愉快なchefケイシーに感謝しかありません。そんなケーキを見たガイドは、「このケーキ、どっかから買ってきたの?」と愉快なchefケイシーに真顔で聞いていました。

みんなのお母さんエミリーは、私にドリンクいっぱい奢るわよと、優しいお姉さんブリッジはワインボトル1本買うから一緒に飲みましょうと言ってくれました。

明日はB/Cですし、リサプライでもあるので夜は夜更かしせずに22:00過ぎに就寝。なんだかお腹いっぱいな1日になりました。

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