【40日目•41日目】チリのカタリーナ、次の仕事を探す

D/Cシフトがここのところ続いていて、朝は9:00過ぎに起床、夜は23:00ごろ就寝というサイクルで毎日過ごしています。12週間前までは12時間早めにキッチンに行って仕事をしていましたが、最近はシフト通りに11:00頃から仕事を始め、14:00頃一旦落ち着くので301時間休憩を取ることができるようになってきました。1ヶ月前の私からすると考えられませんが、これが慣れということでしょうか。

40日目、41日目と連続して日本人ガイドの方が来て、お話しすることができました。毎回時間が限られていて長くても30分程度しか話しができませんが、この隔離された場所で英語のトレーニングをしているわけですから、日本語との距離はその程度が私にはちょうどいいのかもしれません。1人は、日本で山を始め、私が数ヶ月前まで働いていた小屋の隣にある山小屋で働いていたそうです。いやぁ、驚き。その後ニュージーランドに移り、ガイド暦は30年、今の会社ではガイドを21年されているそうです。

一般企業で働いていたときは、レールの上に乗っかって、大学まで行き新卒で入社、という人が大多数でそれが普通という環境に身を置いていましたが、山小屋で働くようになって、そしてニュージーランドの山小屋に来てみて、自由に生きていいんだなと思い知らされます。今となっては、あの時なぜ小さなことでぐだぐだ悩んでいたんだろうとさえ思います。人生、選択の連続、他人と同じ選択をしなくても良いのです。日本人ガイドの方々は、面白い選択をしている人ばかりなので、お話を聞くのがいつも楽しみです。

人生の選択といえば、、、チリのカタリーナは、もう自分の中で決断を下したようで、「次のweek offで、もうここを出ようと思う。2ヶ月で十分!今日トイレ掃除しながら思ったのよ、私なんでこんなところにいるんだろって。もっと岩登りしたいし、人と関わる仕事がしたい。次の仕事、今探してるんだ」と。表情に迷いはありません。個人的には、最後まで一緒に働きたかった、、、と思いますが止めることもできません。働く場所が決まったら会いに行くよと、そう話しました。

皆とは、シーズン終わったら何をするのか、という話題がよく上がるのですが、そして私自身毎日自分に問い続けているのですが、数日前優しいお姉さんブリッジが、シーズン終わったら系列のホテルで数週間働こうかと思ってるという話をしてくれ、私も興味があったのでみんなのお母さんエミリーに聞いてみました。ここと同じく住み込みなので、私のような家がない人間にとってはもってこいです。家賃と食費が多少は浮きますし、数週間働いている間にそのエリアでハイキングができれば一石二鳥、三鳥です。来月再来月にならないと仕事があるかどうかはわからないそうですが、もし働けるのなら数週間働きたいと伝えています。

みんなの姉貴キャサリンは去年10日間だけそのホテルで働いたそうで「今の仕事が忙しいと思うならやめときな。この34倍は忙しいから。ホテルのキャパがでかくて、新しいスタッフが多いんだよね、仕事を教えてもらうってことは、基本ないよ。行ったら、さぁこれやってってすぐ任される。それでもやっていける人向けだね。短期間で行くならいいと思うよ」客観的な意見も個人的にどうだったかという感想も教えてくれ、おかげでなんとなくホテルの雰囲気がつかめました。大変そうではありますが、今のところ短期間働けたらいいなぁと思っています。

数日前のハイキングから、連勤が続き散歩ができていません。小屋に篭りっきりでそろそろ10分でもいいので散歩して植物観察したいところです。ふぅー。次の休みまでが長いです。

▲40日目の定点観察

▲41日目の定点観察

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