19日目 ひとりでwharfへ

日付が変わって1:00になっても、2:00になっても、なかなか眠れません。音楽を聞いても、目を閉じても、何をしても、頭が勝手に仕事のことを考え始めてしまいます。あの仕込みをしないと、あれをしたらこれをしないと。どうしても眠れないので、一度起き上がってカーテンを開け、眼鏡をかけ窓の外を見ることに。目の前には満点の星空が広がります。寒くて外に出る気にはならないので、部屋から星空を楽しみます。じっくり見た後は、さぁ、寝よう!と横になりますが、ダメです。また仕事のことを考えてしまいます。

結局3時間程度の睡眠で、キッチンへ向かい、薄暗い中仕事を始めます。今日は、初の1人でのMCです。朝食サービスに関しては去年と全く同じ内容ですが、仕込み内容が異なるため、仕事量が多く、常に見えない何かに追われている気分で手を休めることなく、仕事を進めます。

▲6:24

LodgesのシフトのひとつであるB=バー。担当の人は、朝8:00からシフトが始まり、1時間キッチンでMCの手伝いをしたのち、担当の部屋を掃除、中休みを挟んで夜はバーで飲み物のサービスをすると言うシフトです。今日のBは、ブリッジ。キッチンテーブルの向かいに立って、10kgのじゃがいもの皮剥き、アスパラガスの下準備をしてもらいます。

次はあれしてこれしてと考えながら、私はサラダに使うオレンジをサイコロ上に切り続ける中、ブリッジは私に色々と話しかけてくれます。休み時間に彼女と話すのはリラックスできて好きなのですが、仕事中は一時停止してくれ!と思ってしまいます。元々そうですが、会話に対する私の返事は、そっけなかったかもしれません。

Bシフトの人が部屋掃除に行くと、キッチンはしばらく私のもの。他のシフトの人も部屋掃除に行きますし、ECシフトの人は昼からしか出て来ませんので、1人で集中して仕事ができます。

と思っていたら、ブリッジと入れ替わりにティナがスタッフルームとキッチンを行ったり来たりし始めました。彼女は今日ECですがら朝からスタッフルームの冷蔵庫掃除を始めたり、朝ごはんを食べたり、ウロウロ忙しなく動いています。

彼女が話し始めるとノンストップですし、私は手を止めないと話に集中できないので、なるべく話しかけないようにします。彼女が嫌いとかそう言う問題ではないのです。私はやるべきことをさっさと終わらせて、見えないプレッシャーから解放されたいだけなのです、、、。すると、

「さや?お願いがあるんだけどね、、、」何でしょうか?何のお願いでしょうか、、、?いつもと表情が違います。休みを交換したいとか、シフトを交換したいとか?

「今度の火曜日、お客さん来ない日だから、私のシフト4時間なんだ。さやはその日休みだよね。一緒にD Pass行かない?」

D Passとは、私たちの小屋から行くことのできる峠で、ツアー客が歩くトラックとは異なり、小屋の裏から森を23時間、森林限界からさらに23時間行ったところにあります。コース上には、DOCのオレンジ色のサインがあり、それを辿れば問題ないのですが、倒木が多いので道迷いしやすく、行く時は必ず行ったことがある人と行かなければならず、単独で行くことは会社から許されていません。さらに行く前に、街のオフィスのマネージャーの許可を取らなければいけません。

その日は12月の休みにオーストラリアに行くのでその予定を立てたり、1人で部屋に篭もろうと思っていました。仕事仲間と共同生活を半年続けるので、1人の時間が適度にないと、私はやってられません、、、。とか言うくせに、断れない私。

「いいよ、行こう。天気が悪ければ嫌だけど、行こ行こ!」笑顔でそう返事してしまいます。

夕方、スタッフルームでくつろいでいると、部屋にやって来たエミリー。私「D Passへティナと行くことにしました」街のオフィスへ許可を取るためリクエストをあげると、approved、ただし前日、前々日は雨予報のため登山道の状況が良くない可能性ありと返事が来たことも伝えます。エミリーも雨予報だと言うことは知っており、その場で一緒に天気予報をチェックしてくれました。

エミリーの使っている天気予報アプリでは、日曜、月曜は雨が続く予報、私たちの予定している火曜は山の上では何と雪予報になっています。「これじゃあ、行くのは難しいでしょうねぇ。オフィスから前日にメッセージが来るかもしれないから、要チェックね。この天気じゃダメって言われるんじゃないかしらね」

私は、ティナは雨女じゃないかなと勝手に思っています。彼女の休みの日や休み時間は雨がよく降るからです。

そうこうしているうちに、スタッフの夕食の時間。今日はハンバーガーです。ハンバーグにビーガン用の豆バーグ(?)は私が作り、バンズにレタスやトマト、ピクルスを挟んだり、チーズやベーコンなどのオプションはティナが準備をしてくれました。

美味しくできたとは思うのですが、やっぱりやっぱり、ケイシーの作るハンバーガーとは違います。あの完成されたハンバーガーが、もう一度食べたい、、、。どうしても比べてしまいます。

夕食後は、風はありますが天気は良く、しばらく明るいので散歩に出かけることに。ボート乗り場までゆっくり歩いていきます。

ひとつ気になったのが、白い花びらが地面に落ちていたこと。周りを見渡しても木を見上げてもその花を見つけることができませんでした。前の休みにブリッジと歩いた時も同じ花びらを見つけました。たくさんは落ちておらず、一箇所に23枚落ちているのです。花期が終わってしまえば来年まで出会えませんので、何としてでも見つけたいのですが、、、。近々またゆっくり散歩しようと思います。

ボート乗り場ではしばらく音楽を聴きながら湖を眺めます。

今日は、1111日。ちょうど1ヶ月後の今日から、week offが始まります。1ヶ月と言う響きは今の私には長く感じます、、、。その頃には仕事に慣れているでしょうか。徐々に慣れて来たとはいえ、1ヶ月後の自分はまだまだ想像できません。

▲ピントが合っていませんが、、、。

▲定点観察

〜従食メモ〜

⚪︎ハンバーガー

⚪︎ハンバーグ

⚪︎豆バーグ(?)

ケイシーが去年作ってくれたものを再現しました。

⚪︎ポテトサラダ

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