112日目〜118日目 過ぎて行く時間

今週も日記に手をつけることなく、時間があらよあれよと過ぎていきました。シーズン初めの緊張と不安、人間関係の疲れではなく、小屋生活そのものに疲れを感じています。こればっかしは小屋を出ない限り解放されません。日本の小屋もカウントすれば4度目のとる小屋生活ですから、なんとなくわかってきました。先週と同じように出来事をピックアップして書きたいと思います。

▲玄関においているトロリーの上にいるのは、飛べない鳥、weka

サンドフライと蚊

このところ、サンドフライの数はいつもより多いように感じます。そして、去年は見かけることのなかった日本の蚊を2、3倍の大きさにしたような蚊も部屋の中に入ってくることが増えました。サンドフライも蚊も寿命は短いので、いくら掃除しても毎日窓際で彼らの生き絶えた姿をみることができます。

年によって蚊がいる年、サンドフライが多い年なんてあるのでしょうか。そういえば、蛾も去年より多い気がします。

大学時代の友達

大学時代の友達は片手で数えるほどですが今でも連絡をとっているメンバーがいます。そのうちの1人が、はるばる私の小屋まで遊びにきてくれました。彼女とは大学の寮で相部屋でした。去年はオーストラリア、今年はニュージーランドとワーホリをしている彼女はクライストチャーチからバスとボートを乗り継いで、こんな辺鄙なところまで私に会うために来てくれたのです。

コロナ前は1.2年に1回会っていたような気がしますが、それ以降は会う機会がなく。連絡を取る回数も減っていましたが自然とお互いワーホリという道を選んでいました。私も彼女もオセアニアにいるから、いつか会おう、会おう、と言っていたのです。

思い返せば、私がどっぷり山に浸かった一つの原因、屋久島への旅行は彼女とでした。あれは2016年。もう8年も前のことです。あの旅がなければ、私は今ここにいなかったかもしれません。

屋久島のように緑あふれるトラックを2人で2日続けて散歩し、仕事や生活、今ハマっていること、これからの話、、、6年以上ぶりの再会ですが、昨日会ったかのようにペラペラと話し続けます。何年も前から知っている彼女が、変わることなく彼女のままでいてくれて、なんだかホッとします。

▲お天気は生憎、2人でウェットランドと呼ばれる場所まで散歩

ニュージーランドを出国する前に、次は私が彼女の住んでいるところへ会いにいけたらいいなぁと思っています。

ホットチョコレートにエッグコーヒー

山の上では雪がちらつき、日が沈めば寒い、と言う日が増えてきました。去年よりも寒くなるのが早い気がしていましたが、ガイド曰く、この天候がミルフォードの通常運転だそうで、去年はあまりにも暑い日が続いていたようです。

そんな寒い日は、ホットチョコレート。エリン、リリーと一緒のウィークオフでハイキング中毎日飲んでいたホットチョコレート。あれ以来、すっかりハマってしまいました。そして、お供はワッフル。

別の日には、過去にロンドンでバリスタとして働いていたエリンがエッグコーヒーを作ってくれました。ベトナムのコーヒーで、卵白を泡立てコーヒーの上に乗せたものです。

一杯のコーヒー、一杯のホットチョコレート、小さな幸せです。

エミリーとジェンと散歩

ある日は、エミリーとジェンでスタッフディナーの後に散歩へ行きました。2人が誘ってくれ、小屋の近くの橋まで1km足らずの散歩です。2人ともkidsのお世話に疲れているようですが、あと少しよ、ここでの生活楽しまなきゃ!と、励まし合っていました。

▲天気の変わり目で、川から黙々と蒸気が湧き上がる瞬間に出会うことができました

 

▲散歩の後はアイス。2、3スクープ食べるエミリーとジェン。私は1スクープ・・・。

 

 

 

▲112日目 定点観察

▲113日目 定点観察

▲114日目 定点観察

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