67日目 メグとアレックス

今日もEC、ティナは休みなのでMCはメグです。アリスは数日前からweek offでいません。

朝起きたら昨日と同じように喉が痛く、しかも身体が熱を持っているような気がします。メグがMCのときは普段より早く仕事を始めて、側で彼女を見守りつつ、やってもらいたいことを指示するようにしているのですが、今日はそれどころではありません、、、。だからと言って休みをくださいと言うほどでもありませんし、体温計によると熱はありません。

スタッフルームに行き、食欲はあるのでパンを食べ、お茶を飲んでいるとエミリー「さやか、喉の調子はどうかしら?」昨日と変わらない事、身体がだるいことを伝えると、「無理はしないでちょうだい。無理して悪化した方が困りますからね。ティナが休みだけど働いてもらうように言いましょうか?一応Covidの検査もしといてちょうだい」私は、働ける状態である事、無理はしないと言う事を伝え、エミリーは私にMCのメグとHシフトのアレックスを最大限に”使い”、無理しないようにと何度も注意します。

私がパンをゆっくり食べていると、エミリーはキッチンへ行き、「メグ、さやかの調子が良くないみたいだからね、何をしたらいいのか聞いて、手伝ってあげてちょうだい。おねがいね。」とメグにと伝えてくれます。メグはそれを聞いてすぐにスタッフルームにやってきて「さやか、これね、作ってあげるから。喉にいいはずだよ。これのんで」粉末のビタミンドリンクをすぐに作ってくれます。

キッチンで仕事を始めたのは11:30。しばらくすると、Hシフトのアレックスがやってきて「これ飲んで。お茶にオレンジと生姜スライスして入れたから」とカモミールティーを持ってきてくれました。

問題はそのあとからです。メグとアレックスが私を手伝うためにキッチンにいるのはいいのですが、2人のテンションは小屋のスタッフの中でも1番高く、2人が一緒になるとなんともノイジー。キッチンには2人のチョイスした音楽が流れているのですが、それもなかなかにノイジー。冗談を言っては爆笑し合う2人。これなら1人で仕事をした方が早いんじゃないかと思いますが、手伝ってくれている2人に出ていけとは言えません。

頼むから黙って仕事してくれ、というオーラを出し続け、次第に鎮まる2人のおしゃべり。2人なりに手伝ってくれて、1人でやるよりも大分はかどった気がします。気がするだけです。メグは15:00近くまで手伝ってくれ、私のことを心配してスタッフミールの時間前になったら手伝おうかと言ってくれましたが、あとはなんとかなりそうだと伝えます。アレックスは18:00までのシフトなので、その後もしばらく手伝ってくれました。そんな私たちを写真に撮るエミリー。エミリーは、数日前に辞めたブリッジへ写真を送るそうです。

スタッフミールは、ハンバーガー。2人がハンバーガーの具材やサラダを準備してくれたので、私はテーブルの上に並べるだけです。

仕事を終えた後は部屋に戻り早く寝ようかと思いましたが、私の隣の部屋、メグの部屋でアレックスとメグが映画を見ているようで映画の音や2人の話し声が聞こえてきてよく眠れません。いつもはコテージと呼んでいる誰も使っていない建物をシネマ代わりにし皆そこで映画を見ているのですが、今日はガイドがそこを使っているので、2人は自分たちの部屋で映画を見ることにしたのです。

デイジーがアレックスに気があると前の日記に書きましたが、私はメグもそうなんじゃないかなと少し前から思っています。が、兄弟のように仲がいいだけかもしれません。デイジーに関しては最近は気が変わったのかなといった雰囲気があります。はて?

話を戻して、

私は消灯までスタッフルームで過ごすことにし、そこにいるガイド4人とおしゃべりします。1人はたけさんで、結局消灯後もしばらく話し込みました。ビザの話や、英語の話、ここでの仕事についてなどなど。最近喉の調子が悪いと言うと、たまたま持っていたのかのど飴を一箱まるまるくれました。感謝!

話した中で印象に残っているのは、英語圏で生活することでもう1人の自分が出来上がると言うこと。日本語を話す自分と英語を話す自分。自分が2つあることは決して悪いことじゃないし、反対に良いことなんじゃないか、場に応じて適応させられたら良いんじゃないか、それだけ自分の幅が広がるのでは?と言う話です。確かに今ここにある自分は、日本にいては出来上がらなかったでしょう。

こうやって話すことは昨シーズンあまりなく、元気にやってる?程度の軽い挨拶だったので、日本を出て海外で生活している”先輩”と日本語でたくさん話せて、なんだかスッキリしました。

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