箱型のコンポスト《キエーロ》を使い始めて早くも1年の3/4が経ちました。9ヶ月もの間、我が家の生ゴミを文句1つ言わず、水と空気に分解してくれています。まさに魔法の箱。今日は、そんな働き者のキエーロに起きた小さなハプニングを書きたいと思います。
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猫の仕業?
前回のブログの更新後、キエーロの蓋を開けると、あらまぁ、びっくり。
この冬食べ続けていた文旦の皮が、土の中に埋まっているはずなのに散らばっているではありませんか。写真でもわかるように、キエーロの左側は、少し窪んでいます。誰かが穴を掘ったようです。(?!?!?!)
キエーロに必要不可欠な、本体と蓋の間の隙間。ここから誰かが出入りして土を掘り返したように見えます。
隙間があることでキエーロ内の風通しが良くなり分解を促してくれる
ん〜〜〜、猫でしょうか。この辺り野良猫がウロウロしており、家に人がいないとわかっている時には、ここが私の庭!!!と言うような顔をしながらのっそり歩いているのです。
猫の指紋があったわけでも、近くに排泄物があったわけでもないので、猫と決めつけるには早い気もしますが。これからの季節これ以上掘り返されては困ると思い、早速対策方法をグーグルさんに尋ねてみることに。
100均グッズ、どんとキャットで猫対策
「キエーロ 猫」で検索し、すぐに目についたのが「どんとキャット」。これなら簡単にキエーロにつけられそうだとダのつく100均で購入。今日、キエーロの両サイドにある隙間に設置してみました。
湿気を飛ばすために土はわざと盛り上げています
側面の板にはこのように固定。
素材自体が柔らかいので蓋を閉める際に邪魔になることはありません。
仮にこれが猫の仕業だった場合、キエーロが猫のトイレになることは特に問題ないのですが(色々調べていると、コンポストで猫の糞を処理している方もいるようです)、猫が頻繁に遊びに来て毎回掘り返されてしまうと生ゴミが表面に出てしまい虫の溜まり場になってしまう可能性大!!!
それだけは、ゴメン。
しばらくはこれで様子見です。
冬眠から目覚めたナメクジ
次は、去年の夏に散々悩まされたナメクジ。
そろそろ来る頃か、もう来るんじゃないかと、そわそわしていると、昨日冬眠から目覚めたご様子。キエーロの中で1匹発見!
蓋を開けて光に当てていると、自らキエーロの外に移動してくれました。じっと観察していましたが、いやあ、遅いですね。
動きが遅い。
時間の流れ方がせかせかした人間とは違います。トロいということもあって、ナメクジは雄と雌の区別がなく、雌雄同体。交尾した後はどちらの個体も産卵することができ、なんなら自家受精も可能だそうです。ナメクジ、スゴイ。
アリの動きも活発に
猫、ナメクジに続いて最後は、アリ。
去年ほどではありませんがここ1週間ほどはアリがキエーロの上で忙しなく行き来しています。生ゴミを埋める際、土をひっくり返して湿気を飛ばすようにしているので、アリも一緒に混ぜられているはずですが、毎日少なくとも数匹はキエーロの表面にいます。ポツポツと表面に穴があるような気がするのは、アリの巣への入口でしょう。去年ほどではないので、今のところは特別手をつけていません。増えるようなら、考えます。
▼去年のアリ大量発生時のキエーロの様子
生ゴミの分解スピード
色々書きましたが、キエーロの中の生ゴミは順調に分解されています。1月、2月は7回ずつしか生ゴミを埋めていませんでしたが、今月は27日時点で18回。正直、暖かくなってきたし・・・と調子に乗ったというのもあります。一気に生ゴミを入れるペースを早めてしまったので、キエーロはパンク寸前。明日以降は1週間ほどお休みさせて、分解に専念してもらおうと思います。
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そうそう、最後にハプニングではなく、明るい話をして終わろうと思います(笑)。秋に堆肥化させたキエーロの土を手付かずの庭に混ぜ、水仙とチューリップの球根を植えていました。その水仙が先日やっと1株花を付け、咲きました!!!
花が1輪咲くだけで、ぱ〜っと明るい気分になりますね。チューリップも楽しみです!!!
それでは今日はこの辺で!
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