花の刺繍 ー チャン・ミナさんの本より

すっかりと刺繍ブログになってしまっているこのブログ・今日も行き当たりばったり。気まぐれな人間が書く行き当たりばったりな雑記ブログということにしているので、よしということで・・・。

さ、今回は、最近挑戦してみた花の刺繍の紹介と、自分の中での学びを書きたいと思います。刺繍はいずれも、以前の記事で紹介した『ステッチひとつで花開く 初めての刺繍レッスン』 チャン・ミナさんの本の図案からです。

《刺繍本紹介》初心者の私が借りた・買った3冊
あっという間に9月。大分涼しくなったかなと思いますが、や〜っぱりまだまだ暑いですね。私はクーラーの下でちまちまと最近刺繍を始めました。 刺繍を始めるにあたり、まず最初におこした行動が「本を図書館で借りる、本屋さんで本を買う」でした。今日は借...

ポピー

花を中心に植物の刺繍が教科書のように1から丁寧に紹介されている、チャン・ミナさんの本。花好きの心を掴むような立体的な刺繍が多く、まずは比較的簡単そうに見えるポピーの花を刺繍してみることにしました。(簡単そうに見えるだけ?!)

本のお手本の写真では花びらが規則的に美しく開いているのですが実際にやってみると、その花弁一枚一枚は計算された美しさなんだなと気付かされます。

うーん、上手くいきません。

それでも、1つ目の花(左手の赤の花)よりも4つ目の花(右手のオレンジ色の花)の方が感覚を掴んできましたし、少しは上達できた気がします。

シロツメクサ【ドリズル・ステッチ】

写真が美しく、とりあえずやってみたい!の勢いで2つ目の花はシロツメクサに決定。

いやあ、大変でした。途中めげそうでした・・・。シロツメクサの花の部分は【ドリズル・ステッチ】というステッチなのですが、回数をこなすうちに手は無意識にも糸と針の動かし方を覚えてくれますが、なぁんか上手くいきません。

投げ出すのも嫌なので、とりあえず最後まで刺しましたが、納得のいっていない作品です・・・。

ひまわり【ブランケット・ステッチ】

次は、もっと気楽にできそうな花にしようとひまわりを。最近、ひまわりの花が近くの河川敷に咲きはじめていたので、ひまわりを刺繍したいとなんとなく頭の隅にもあったのです。

葉の部分は【ブランケット・ステッチ】で、まだやったことがなかったのでワクワクしながらの挑戦です!

んんん・・・

本での説明文・写真で見るよりも何倍も難しいです。葉の先端やカーブ部分が上手くいきません。それでも最後の方には、コツを掴めた気がします。

桜【キャストオン・ステッチ】

まあ、なんとも季節外れですが、この花びらの部分【キャストオン・ステッチ】は、この本を図書館で借りた時からいつかやってみたい!と思っていたのです。

【キャストオン・ステッチ】は、【ドリズル・ステッチ】と似ていて、ドリズル・ステッチに散々振り回された私は(笑)、特訓のおかげか、上手く桜の花を咲かせることができました◎

唯一この刺繍で心残りなのは、【フレンチノット・ステッチ】の雑さ。これは、ひまわりの花にも言えることですが、毎回均一に刺すことができず、あっち向いたりこっち向いたり、小さくなったり大きくなったりしてしまいます。

学び

この4つの花をやってみての気づきや学びを言語化しておくと・・・

糸のねじれはその都度直す

どの花も2本〜4本どりでの刺繍でしたが、2本以上の糸でやっている限りどうしても糸がねじれてしまいます。そのねじれをその都度直すのか、面倒だと思って直さないかで出来が大きく変わってきます。ドリズル・ステッチが上手くいかなかった原因の一つはきっと、ねじれを毎回正さなかったから。実を言うと刺繍を始めてすぐの頃はねじれに気を留めてもいませんでした・・・。

刺繍を始めて1ヶ月半ほど経ちますが、糸がねじれた段階ですぐに元に戻し、糸が綺麗に揃った状態で刺すように心がけています。(一応!!!)

色選び

桜に関してはピンク色2色を本の通りDMC糸を新しく買いましたが、それ以外は自分の手元にあるキットの余った糸や、持っている糸で刺繍をしました。刺繍の技術の問題もありますが、やはり色が違うと見え方が全然違います・・・。特に、シロツメクサ!!!

今は「練習」と言って刺繍をしていますが、一つの作品として刺繍をしていく場合、色選びは重要だなあ・・・と感じました。

ゆっくり丁寧に刺すこと

せっかちなせいか、同じステッチが続いてしまうとどうしても雑になってしまう私ですが、ここまでやってみて、刺繍はゆっくり丁寧に進めるのが一番だとやっと頭でも手(体)でもわかってきました(笑)。そして、ちょっと違うな、間違ったかも?と思った際は、面倒だと思わずにすぐに戻ってやり直すこと。ま、いっか!が続いてしまうと、後戻りしようにも時すでに遅し・・・余計手がかかってしまいます。

この部分が上手くできたからか、桜の花は他の花に比べ丁寧にできたように思います。

力の入れ具合

こればっかしは、すぐにできるようになる気がしません。糸を引っ張る力加減。特に【フレンチノット・ステッチ】、【キャストオン・ステッチ】の時に、大分考えながら意識して進めたつもりですが、難しいの一言です。キチキチと引っ張るのが毎回よしとされるわけではありません。ある程度緩く、でも緩めすぎず。それぞれのステッチや使う箇所で手加減を変えなければなりませんが、今の私には、刺繍の中で感じる“難しい”のひとつがコレです。

本にはまだまだたくさんの花の刺繍がありますが、ひとまずこの4つの花で満足したので、一旦本は図書館へ返しました。次は何の刺繍をしようかな〜。

またぼちぼち更新します🪡

 

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