《刺繍本紹介》初心者の私が借りた・買った3冊

あっという間に9月。大分涼しくなったかなと思いますが、や〜っぱりまだまだ暑いですね。私はクーラーの下でちまちまと最近刺繍を始めました。

刺繍を、始めました
こんにちは、リアルタイムでの更新お久しぶりです。ニュージーランドにて山小屋生活のち3ヶ月中東〜北アフリカをふらりとし、日本に戻ってきて1ヶ月半が経ちました。ただいま山小屋日記をせっせと更新中、旅行記もそのうちあげたいと思っているところです。...

刺繍を始めるにあたり、まず最初におこした行動が「本を図書館で借りる、本屋さんで本を買う」でした。今日は借りて良かった、買って良かったという刺繍の本3冊を紹介したいと思います。

はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本


『はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本』 監修 川畑杏奈 (西東社)

本屋さんに数多くある1冊の中から選び、初めて買った1冊です。基本とタイトルにもあるように、初心者にもわかりやすく刺繍に使う道具の説明からはじまっています。ステッチの説明も図と文章でわかりやすく記されています。191ページあるうちの半分以上は実物大の刺繍見本と図案がぎっしり載っており、モチーフは花や植物はじめ乗り物や食べ物、動物、文房具、イベント、童話などなど。後半には刺繍小物の紹介・作り方、ビーズ刺繍、リボン刺繍の説明もあります。

刺繍図案は一つの作品や“絵”といったものよりも、練習として使えるような図案、小物や衣服にワンポイントとして刺繍したくなるような図案が集まっており、さまざまな作家さんの可愛い刺繍がぎっしり1冊に詰まっています。

暮らしの刺繍 Embroidery in everyday life


『暮らしの刺繍』 樋口愉美子 (文化出版局)
こちらは初心者向けの本と言うわけではなさそうですが、本屋さんと図書館の両方で見つけました。1月は門松から始まり、正月飾りや雪遊びの刺繍、2月は椿の花や鶯、とこのように12月まで暮らしに関する刺繍が載っており、初心者の私にはまだまだ難しそうですが、見ているだけでも楽しい1冊です。実際毎日のように本を開いては、じっくり見て「よし、刺繍頑張ろう!」と思わせてくれます。刺繍の道具やステッチに関しては本の途中に、本の後半には図案が実物大で載っています。最後には、刺繍枠オーナメント、トートバック、ブックカバーなどの作り方の説明も。
今は、図書館で借りていますが、今後この本を刺繍の見本・お手本として手元に置いておきたいので購入しようかなと考えているところです。

ステッチひとつで花開く 初めての刺繍レッスン


『ステッチひとつで花開く 初めての刺繍レッスン』 チャン・ミナ
図書館で見つけた1冊。200ページを超えるこの本は、レッスンとあるように刺繍の基本を1から丁寧に説明してあります。例えばステッチの説明に関しては他の本であれば1、2、3と3ステップで説明してあるようなことが、1、2、3、4、5と細かく、わかりやすく説明してあります。また糸と針の説明は実際の針と糸の写真が拡大されて載っているので、自分の手元と本を見ながらしっかり学ぶことができます。そして基本は網羅されていながらも他の本にないステッチも。
基本のステッチ練習の後は、花や小物の刺繍の練習。基本のステッチだけ説明が細かく、あとは写真と図案だけ、ということはよくありますが、この本は、ひとつひとつの刺繍に対して説明がぎっしりと書いてあります。まさに、初めての方にはありがたい、教科書のような刺繍本です。

気になっている本


こちらは本屋さんで立ち読みして個人的に気になった1冊。図案が可愛くてみているだけでもワクワクしてきます。「恐竜あいうえお」や発掘調査道具の図案もあったり。もう少し刺繍が上達したら挑戦してみたい図案です。

最後に

本を選ぶ際は・・・

以上これらの3冊は、私の行動範囲内で手に入る刺繍本の中から選んだ3冊であり、刺繍に関する本はまだまだ沢山あります。刺繍を始める際は、自分がやってみたい、可愛い!と思える図案が集まった本や、好きな作家さんの本を選ぶのがいいのではないかなと思います。

数冊を比較しながら読む

まずは1冊買って(借りて)やってみる、というのもいいと思いますし、私のように数冊を比較しながら読んでみるのもおすすめです。理由の一つは慣れない糸と針で初めて聞くステッチをやってみるときに、この本よりこっちの本の本のほうがわかりやすい、ということが何度かありました。針と糸の角度の違う写真や絵があったり、文章が簡潔でわかりやすい、反対に詳しく解説してありわかりやすい、など本によって一つのステッチでも解説のされ方は異なります。

もう一つの理由は、本、作家さんによって刺繍の雰囲気が異なるので、数冊に目を通して行くことで自分がやってみたい刺繍が見つかるのではないかと思います。私は、本を手に取った頃は刺繍は刺繍としか目に写っておらず、刺繍の雰囲気の違いなんかには気に留めることはありませんでした。しかし、毎日毎日刺繍を練習しながら本を眺めていると、“なんか違うな”と気づき始め、数週間経った今は“この本はチェーンステッチが多いけど、こっちの本はスプリットステッチが多いな”となんとなくわかるようになってきました。ステッチが違うだけで同じモチーフでも印象は変わってきます。

 

以上、初心者の私による刺繍本の紹介でした。読者の皆様にもし刺繍をしている方がいましたら、この本いいよ!などなどコメントお待ちしております〜。

 

 

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