銀行口座開設完了!IRDナンバー申請完了!

ニュージーランド・クイーンズタウンに到着してから早くも3日が経ちました。今日が、ネット環境のある”街”で過ごせる最後の日。昨日できなかった銀行口座の開設のため、朝は7時過ぎに起きて宿の近くにあるカフェでスープを飲んで体を温め、Kiwi bankのあるフランクトンへ向かいました。

口座開設、あっさり完了

昨日のようにバスが急にキャンセルになっては困ると思い、銀行でのアポイントメントは10:00でしたが、8:30に到着するバスでフランクトンへ行きました。昨日は2時間かかったクイーンズタウン→フランクトンの移動、今日はあっさり20分で到着。毎日こうであってほしい。

フランクトンから見えるリマーカブルズ、のはず

お腹の調子が悪いのでカフェインはやめてリンゴジュース

銀行の斜め前にあるカフェに入り、時間を潰し、5分前に銀行に行くと昨日対応してくれたスタッフの1人がすぐに出迎えてくれました。昨日あれだけ振り回されたのに・・・手続きはスルスルと進み30分で口座開設完了。デビット機能のついたVisaカードもその場で発行されました。気になっていたこともいくつかその場合で確認。日本へ送金したい場合は、金額関係なく送金1回につき20ドル、口座を解約したい場合はアプリからNZを出るので口座を解約したいとテキストメッセージを送ればOK。

いやあ、よかった。無事口座が開設できました。

IRDナンバーの取得

次はIRDナンバー(納税者番号)の取得。この申請に、銀行の情報と携帯番号が必要になります。わからないことがあれば、銀行のスタッフの人に訊ねたかったので、銀行の前のベンチで申請を進めます。

日本を出る前に色々調べていると、オンラインでの申請は不備があれば申請は通らず、紙での申請の方が主流というような意見が多かったので、窓口を探して手続きするつもりでした。が、銀行員の方によると、ネットで全部できるとのことだったので、ネットから挑戦。

1つ手こずったのは住所の部分。私の場合、実際に住む場所、つまり小屋の住所は存在しないため、事務所の住所を書き込みました。銀行員の方にも、私の口座を証明する書類を作ってもらいましたが、書面上にも事務所の住所を入れてもらいました。郵便番号やストリート名が存在しない○○トラック上にある●●小屋と書いてもオンライン申請できないからです。

入力しながら、分からない箇所はその都度銀行に入って確認し(笑)、なんとか申請を完了。

申請自体はできたものの、結果がわかるのは数日後。数日後にメールで、あなたの申請は却下されました、なんてきたらどうしましょう・・・。口座に入った給料から税金ががっぽり抜かれるんだろうな・・・。

山小屋ではメールの確認程度であれば共有のPCからできるようなので、しっかり後追いしなければなりません・・・。私の貴重な収入にかかっています!!

クイーンズタウンへ

午後はバスでクイーンズタウンへ戻り(帰りも20分足らずでした!)、街中をふらふら散策。icebreakerの店舗で靴下を1足買い足しました。日本を出る前、icebreakerのものを買ったのですが、やっぱりNZで現地で買う方が安いですね。

icebreakerの靴下は、一度買うと、穴が空いたりした際店舗に持っていけば無料で同じものと交換が可能。これは元同僚であり山仲間である友人に聞いていたので、買い足す靴下はicebreakerにしようと決めていたのです。

そういえば、クイーンズタウンでは山の格好をした人をたくさん見かけるので、その人が着ているブランドをジロジロと見てしまうのですが、モンベルはもちろん、ミレーやノースフェイス、マーモットはあまり見かけません。マックパックはやはり多いです。あとカトマンズ。これらはニュージーランドで有名なアウトドアブランドのようで、よく買い物した人が紙袋を持ち歩いています。

靴下を買った後は、お腹を満たすため、ベーグルサンドを食べ、宿に戻り雨に濡れた服を洗濯。

そろそろ昼ごはんに蕎麦、とか食べたいです

宿のことを書いておくと、ひっさしぶりにバックパッカーが泊まるホステルに滞在しているのですが、いやあ、賑やかしい。笑 同室の女の子たちはキッチンが混み合ってることへの不満を愚痴り、換気が悪いので部屋のドアを誰かが開けっぱなしにしていると外から騒ぎ声が聞こえてくる。掃除するスタッフはイヤホンつけて鼻歌歌いながらシーツを剥がし、唯一座ってくつろげる場所は爆音で音楽がかかっています。10年前、ホステルばかりに泊まっていたアメリカでの旅行中はこんなこと気にもしていなかったと思うのですが・・・。なんだか年をとった気分。

それともう1つ。クイーンズタウンに初めて訪れれたのは2014年の12月。2018年にも仕事で来ました。その時は、クイーンズタウンの街並みや、山と湖に魅了され、こんなところにいつか住んでみたい!と思ったのを今でも覚えています。行ったことのある場所で好きな国は?場所は?と聞かれたら、クイーンズタウンは上位3位に入っていました。

しかし。一昨日到着してから3日間クイーンズタウンで過ごしましたが、同じようには感じませんでした。これは悲しい・・・。NZに初めて訪れて以降、さまざまな国や地域を旅して2014年の自分とは変わっているんだと思います。手続きに追われていること、毎日雨が降ったり止んだりのパッとしない天気が続いていること、街全体が工事中であること、これらも関係しているとは思います。

マネージャーによるとこの状態はもう2年目、なかなか工事が終わらないらしい

もう少し話を広げると、海外旅行をする機会が減り、久しぶりに日本を出たからか、5年前、10年前の私だったら、楽しくてたまらなかったであろう街中の騒音や偶然出会った人との会話、それが今ではあまり刺激的に感じなくなってしまったようです。もし今回ニュージーランドに来てなかったら、それこそ海外旅行することを億劫に感じていたかもしれません。人間って簡単に変わるもんですね。

 

 

さてさて、ぼやきはそのへんまでにして。

明日から、山に入りクイーンズタウンに戻ってくるのは次の休暇かその次の休暇か・・・。いつになるかわかりませんが、その時にはまた街を見る目が変わっているかもしれません。

それでは、次ブログを更新できるのは先になりそうですが、twitterでもシェアしますので、ちょこちょこ覗きに来てもらえれば嬉しいです。では!

 

 


COMMENT

  1. キエーロの検索から来て他の記事も拝見させていただきました。
    自分とは全然違う世界を見ることが出来て読んでいてとても楽しいしいです。
    これからも更新楽しみにしています。

    • 97さん

      コメントありがとうございます。そう言っていただけて、本当に嬉しいです!!キエーロのブログはしばらく書けそうにありませんが、これからワーホリや山での暮らしの様子を少しずつお届けする予定です。また覗きに来てもらえたら嬉しいです。

  2. 初めまして。日本の山小屋で働いているこしあんまんです。
    私も海外の山小屋に関心があり、検索でこのブログにたどり着きました。楽しく読ませていただいてます。

    質問があります。
    さやかさんは留学経験があるとのことですが、どれくらいの英語力が必要でしょうか?資格や得点等、参考になるものがあればお聞きしたいです。
    よろしくお願いいたします。m(__)m

    • こしあんまんさん

      コメントありがとうございます。検索でここまで来ていただき、感謝感謝です、嬉しいです!

      英語力ですが、私自身は日常会話がなんとなくできる、程度しかありません。毎日が勉強です、、、!

      資格や得点も10年前にTOEICやTOEFLを受けたっきりで、働き始める前に勉強も特にしませんでした、、、。

      国や小屋によって様々かとは思いますが日本の山小屋での経験があれば、仕事の流れは似ていることも多いので、基本的な日常会話ができれば仕事はできると思います!

      全くもって参考にならないコメントになってしまいましたが、他にも気になることがあればいつでも聞いてくださいm(. .)m 近々、山小屋での様子の日記をアップする予定なので、読んでいただけるとなんとなくの雰囲気がわかるかと思います。

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