【95日目】フルムーンセレモニー

今日は8連勤の7日目。今日も朝は寒く、6:30ぴったりにキッチンへ向かいます。あぁ、寒い。そして暗い。まずはコンロとオーブンに火をつけます。

B/C6:30スタートですが、attendantLシフトとDシフトは6:45スタートです。皆が来るまでは静かなキッチン。この連勤が終ればweek offに入りますが、その後戻って来た後はcookシフトの数も減ります。このキッチンに立つことができる日もそう多くないということです。

ここのところずっとB/Cをしているので、自分の中で仕事の順番が固まってきて12:00前には従食の準備にとりかかっていましたが、今日はなーんかモタモタしてしまってなかなか仕事が進みません。さらに、細々とした仕込みの数が多く、いつもより1時間ほど押してしまいました。私「なんか今日はめっちゃスローです、私」愉快なchefケイシー「It’s okay. 雨も降ってるし外に出かける気分でもないよね。映画でも見ながら仕込みしようかな」

今日の従食は、水に戻した乾燥椎茸のあまりを使って炒り豆腐を作ることにします。昨日、豆腐と椎茸でビーガン料理作りますねと愉快なchefケイシーに話していたはずですが、覚えていなかったのか、私が従食を作り始めると「What are you cooking?」「あー。豆腐を炒めて、椎茸入れて〜。説明難しいです。和食です。」「Sounds interesting?

その他の従食は、愉快なchefケイシーがステーキにマッシュルームのオーブン焼き(玉ねぎのピクルスを添えて)、マッシュポテト、人参とセルリアックのサラダ、カリフラワーのステーキを作ってくれました。今日も今日とて、完成されています。

私がステーキを食べていると、私の方をチラチラと見るサン。サンは、肉が好きでビーガンやベジタリアンにはなれないと言っていたのに、気が変わったのか今日から1週間ベジタリアン宣言を今朝していました。しかし、私や皆が肉を食べているのが美味しそうに見えたのか、必死で堪えています。みんなのお母さんエミリー「肉、美味しいよ〜。美味しい。」私「明日からでもいいんじゃない?」サン「あ〜ぁ。うーん!でも私のdecisionだから!1週間頑張る!」

従食の後は、雨もぱらぱらと降っており外に出かける気になれずスタッフルームでお茶を飲んだり、部屋に戻ってweek offのパッキングをしたり。22:00から皆でフルムーンセレモニーをするので、寝てしまうこともできず、22:00まで時間を潰します。

天気が良ければ外で満月を見ながら皆でホットチョコレートを飲み踊ったりヨガをしたりと計画していたようですが、雨は止むことなく、22:00過ぎ、皆で寝袋や枕、マットを持ってラウンジに集まります。皆でキャンドルを囲んで暖炉の近くに座り、キウイのデイジー、ブラジルのジェイニーがしきってセレモニーが始まります。参加権が与えられたのは、小屋の女子スタッフのみ。その数日小屋の修理をしてくれている修理やエドマンド、助手レイラ、愉快なchefケイシーは招かれていません。

この数日でみっちり準備を進めていたようで、セレモニーはスムーズに進みます。まずは円になって座り目を閉じてリラックスした状態を作り、しっかり者のメグとブラジルのジェイニーが仕事後に作ってくれたスパイスの聞いたビーガンホットチョコレートが配られ、同時に2枚の紙も手渡されます。それぞれ自分の手放したいもの、手に入れたいものを書き、手放したいネガティブなことを書いた紙は暖炉の中に入れ燃やします。ポジティブな手に入れたいものを書いた紙は個人でキープしておくようです。

その後は目を閉じ、パチパチと燃える炎の音や外の雨の音を聞きながらキウイのデイジーの指示に耳を傾け、ヨガを30分ほどします。身体がほぐれた後は、優しいお姉さんブリッジのタロットの時間。タロットカードをひとり1枚ずつ選び、結果ははまた後ほど、とのこと。

その後はひとりひとり感謝の気持ちをシェアする時間。そんなスピーチの時間があるとは知らずなんにも準備をしていませんでしたが、辿々しい英語で皆の助けを受けながら、「長い人生のたった5ヶ月かもしれないけれど、他のどの5ヶ月とも違う特別な時間をここで過ごすことができました。(ここで、「are you happy then?」とみんなのお母さんエミリーのツッコミを受ける。私とみんなのお母さんエミリーの間でのちょっとしたjokeです) 何年経っても、ここでの時間を思い出すはずです。ここで働こうと場所は自分で選んだかもしれないけれど、一緒に働くメンバーは私は選べません。皆に会えたことに感謝。ここで働けて幸せです」とかなんとか、伝えました。

皆も「ここでの時間は特別だ」「家族のような人間関係はここだから得られたもの」「皆に会えた縁に感謝」「パートナーを街に残してここで働くという決断は簡単ではなかったけれど皆との時間は私には必要だった」などなど、普段のスタッフルームでの会話とは違う雰囲気で、感謝の気持ちを伝え合います。中には涙する人も。

セレモニーの最後は、エキゾティックな音楽に合わせて踊る時間。ここではチリのマリーナが仕切ります。最初は円になって座った状態で隣の人と手を繋ぎ、手や首を動かしながら、隣の人とのコネクションを感じます。その後は音楽もノリが良いものに変わり、立ち上がって皆でキャンドルの周りで踊ります。「最後に踊ったのはいつよ!」「90年代が最後よ!」「汗かいてきた!」「足を内側に!外!内!しゃがんで!立って!腕を上げて!腰振って!」「フルムーンのセレモニーって忘れないで!」

私が勝手に想像していたフルムーンセレモニーとは良い意味で全く異なり、濃い2時間を皆と共有することができました。何だか文字を読み返すと、スピリチュアル的な、宗教的な会に聞こえるような気もしますが、、、。

こうやって集まって仲を深める時間は、シーズン終盤となり疲れを感じている私たち皆に必要な時間だったように感じます。

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