【94日目】チリのマリーナと湖でハンモック

山小屋日記と題しているこの日記。ハンモック日記に改名したほうが良いかもしれません、、、。こりずに、今日もハンモックの話を。

B/Cシフトでやるべき仕込みを終わらせ、従食にズッキーニ約10本分のサラダを作った後は、チリのマリーナとハンモックを張りに行くことに。彼女は自分のハンモックは持っていないので、優しいお姉さんブリッジに借りていきます。

まずはここ数日私がハマっているボート乗り場で張ります。私は昼間に張るのは初めてです。夕暮れ時は寒く重ね着しなければ長時間滞在できませんが、昼間は重ね着する必要はなく、半袖でも良いくらいに暖かいです。そして、日が沈む前の深い紺色ではなく青い青い湖を眺めることができます。サンドフライさえいなければ天国でしかありませんが、まぁこれが厄介です。ササッと張ってバグネットのなかに逃げ込む必要があります。のんびり張っているとその間にサンドフライがどんどん寄って来て30匹近くが身体にまとわりついてきます。

数十分景色を楽しんだ後は、ボートが来る時間なので場所を変えてハンモックを張ることにします。湖沿いのちょうど良さそうな木を見つけて、波の音を聞きながら1時間ほどのんびり。

チリのマリーナは、ハンモックを使うのは2回目(1回目は私が初めて張った時)。最初はハンモックを買うことは考えてなかったようでしたが、今日の湖でのハンモックで、「やっぱり買う!」と。チリのマリーナが買えば、13人いるスタッフの6人がハンモックを手に入れたことになります!そういえば、1月に辞めていったチリのカタリーナも、メールでハンモックのことを伝えると買おうかなと言っていました。1つ持っていても損はしないと思います。リンクでも張っておきましょうか、、、。

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ハンモックを張った後は従食。食べ終わった後、ブラジルのジェイニー、しっかり者のメグ、優しいお姉さんブリッジがちょっとその辺行くけど一緒に行かない?と声をかけてくれました。大体こういう誘いには断る私ですが今日は気が向いたので()ついて行ってみることに。3人はワイン片手に、私は水を入れたカップ片手に小屋をあとにします。

3人は、「ここいいんじゃない?」「小屋のすぐ近くなのに何でここに来なかったんだろ〜。この5ヶ月何してたんだろう〜」「すんごい眺めいいよ、明日ここでやろうよ」「いいね、ここで輪になってさ、踊ろうよ」

どうやら、明日の満月に合わせて何かするようです。

数日前から、なんとな〜く小屋のスタッフの一部女子が満月の日に何かしようと話しているのは耳に入ってきてはいましたが、皆で集まってわいわいしよう的なことに興味のない私は「何人か興味のある人だけでワインでも飲んで満月を眺めるんだろう」と思っていました。しかし、話を聞くとそうではなく小屋の女子スタッフ皆で消灯後に集まってヨガをし、踊り、紙に自分宛の手紙を書きそれを燃やしたり、ホットチョコレートを飲んだり、私の予想以上に大きなセレモニー的なイベントを計画しているようです。

「さやかも来る?来るよね?この話聞いた?」「サンもくるかなぁ」「サンなら誘ったらくるよ」「アニーは来るかなぁ」「来ないって言いそう」

そうこうしているうちに、日が山の影に隠れて気温は落ち、外でワインを飲むには寒い時間に。スタッフルームに戻って、皆で雑談をします。

ブラジルのジェイニー「さやかの髪の毛綺麗よね。髪の毛毎日洗ってる?」私「いや、毎日1回じゃなくて、毎日2回洗ってる」皆「、、、?」私「間違った!違う違う。2日に1回って言いたかった。うーん、でも週に5.6回かなぁ。ほぼ毎日だね」ブラジルのジェイニー「前にさ、日本人何人かと働いてたことがあるんだけど、髪の話になって、私毎日髪を洗わないって言ったら日本人同士で顔を合わせてくすくすしてたのよ。で、毎日洗うのかって聞き返したら、皆頭を縦にしっかり振りながらYESって言ってた。」ブラジルのジェイニーは美容師なので特に髪のことには気になるようです。この会話を聞いていた周りの皆も少し驚いた様子で、髪を毎日洗うという人は1人もいません。優しいお姉さんブリッジ「最後に髪洗ったのなんて覚えてないよ」私「日本人は、出かける前とか人に会う前にシャワーを浴びるっていうより、寝る前に体を綺麗にして寝るって感覚で風呂に入るかな。毎日風呂に入って髪と体をあらうのが私たちの普通だね」賢そうなアニー「なるほどね。綺麗にしてベッドに入るって感じか」

そんな話をしたり、それからこんな話も。

ブラジルのジェイニー「さやかさ、写真を渡したら絵を描いてもらえたりする?」私「できるよ」「デジタルじゃなくて紙がいいのと、できれば大きいのが良くて」「すんごい時間かかると思うし、紙がいいなら日本に帰ってからしか描けないけどそれでもよければ」「それは、待つよ、待つ。いくらでお願いできるかなぁ」「うーん、、、。髪を切ってもらえたら嬉しい!」「Good deal!

ブラジルのジェイニーは、最近皆の髪を休みの日に切ったり染めたりしていて、私たちの美容師です。生意気なミアは赤とピンクと中間の色に染めてもらい、見習いcookロビンは肩につきそうだった髪の毛を切ってもらってさっぱり、それからサン、優しいお姉さんブリッジ、キウイのデイジー、皆さっぱり切ってもらったり毛先を揃えてもらっているようです。

私も小屋閉め前に切ってもらい、さっぱりした状態でreal worldへ出て行くつもりです。

私が小屋入りした時のメンバーは休憩時間やシフト後のフリー時間、個々でそれぞれの時間を楽しんでいるような雰囲気で、頻繁に皆で集まって何かをしようという感じではありませんでした。しかし、初期のメンバー3人が去り新しく4人入って来てからは、年齢が近い女子が増えたのもあってか、女子同士の仲が深まっているように感じます(私はもっぱら外野担当です)。ヨガにムービーナイト、それから最近は小屋の外れにあるジムで音楽を流し飲みながらおしゃべりするのが楽しいようです。

▲今日の定点観察

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