ここ数日のブログに書いているように、ここでのシーズンが終えた後は、ニュージーランドの山小屋で働こうかと、気持ちが徐々に固まってきた。他の選択肢がはっきりしない限り、私の中で暫定一位の選択”は、ニュージーランドだ。
きっと、10年前、20年前の私、そして初めての山小屋日記2020を書いた時の私なら、驚くだろう。まさか、山小屋生活を5シーズン繰り返すとか、続きがあるとか、先のことを考えることすらしなかった。
山小屋で働き、半年、1年休みをとり、また山小屋で働き、を繰り返す。そして、戻って良いかなと思える山小屋がいくつかあり、その中から選び、それらは日本とニュージーランドにある。
(欲を言えば、国の選択肢をあと一つ二つ増やしたいし、山以外の選択肢を増やしたい。)
何か秀でたスキルがあるわけでもない。なんとなく英語が喋れる。包丁が少し握れる。その程度だ。
それでも、私を迎えてくれる場所があることは、ありがたい。
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ニュージーランドの山小屋で働く話は、早速支配人にした。ピザが降りるかどうかは、100%確実ではないが、この調子だと前向きに話が進みそうなので、すぐにでも支配人に伝えたかった。
というのも前回(2022年)同様、日本の山小屋のおしりと、ニュージーランドの山小屋の頭が重なるからだ。今回は、日本の山小屋での仕事を早く切り上げなければならず、支配人にそう伝える。日付もなんとなく決まった。まだ全員には伝えていないが、ビザの話が進み、時期も近づいたら、みんなに言おうと思う。
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休日は小屋に篭り刺繍をし、時々ランニングして、皆ほど山に行ったら街に降りたりと体力は使っていないはずだが、日々の仕事で体も疲れて来た。なんだかんだ、8時間以上の労働が毎日続いている。
ニート期間やのんびり働いていた発掘調査員期間が一年ほど続いていた後の、長時間労働はなかなかこたえている。休憩時間に昼寝なんてしなかった(刺繍優先)のに、最近は15分でも良いからと横になってしまう。
この疲れ具合で、休みの日に汗をかきながら山を登りたいとは、未だに思わない。この調子じゃ、山に登らず終えるんじゃなかろうか。
定点観察も、植物観察も、気が乗らないまま数週間が過ぎている。次の休みくらいはカメラを持って散歩をしようか、、、。
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私の頭の中を整理するだけの、だらだらとした日記になってしまった。この日記が終われば、1週間と少しの間をおいて、山小屋日記 in NZ③が始まることになりそうだ。
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