22日目 雪が溶け、緑がつき始める

今日は比較的に平穏に1日が過ぎた気がする。特に仕事のことで書きたいと思うことはないので、3時間の休憩中の植物観察、定点観察の写真を載せることにする。

昨日は散歩をしなかったので一昨日ぶりに山や木、川、植物の様子を見たことになる。昨日は雨が続いたが、そのせいか、この辺りにまだ雪があったよなぁという白い塊がいつの間にか消え、地面は溶けた雪の水溜りがポツポツとできていた。

川の左岸に小屋や登山道があるので、いつも右岸側の山々や化粧柳を見ているが、今日は急に柳の木が黄緑色をしていたように感じた。一昨日はこんな色ではなかった気がする。

▲写真では黄緑具合が伝わりにくい

そして、森の中の足元はカタバミが一気に咲き始めたように思う。エンゴサクも、場所によっては色を濃くして咲かせ、緑と茶色の足元を賑やかにしてくれる。花の全盛期に比べるとなんてことないのだが、雪で覆われていた3週間前に比べると、驚くほど季節が進んでいる。

花をつけたエンレイソウの数も毎日増えている。この花は色がしっかり濃い。

ニリンソウは徐々に、徐々にといった感じだ。まだ満開になるまで時間はかかりそうだ。

つくしのようにまっすぐ伸びていたユキザサは、葉が開き始めている。

コチャルメルソウは飽きることなく毎回写真を撮ってしまう。目一杯花弁を広げているのになかなか注目されないのが、私は悲しい。

小屋周りにはエンゴサクがたくさん咲いている。これは、エゾエンゴサク。葉の形は、本当に様々だ。この子はぽってり丸い葉をつけている。

いつも載せているヤマシャクヤクにはついに蕾がついていた。一昨日見た時には気づかなかった。2日でこんなに成長するものだろうか。気づかなかっただけだろうか。

いつものお馴染みのメンバー以外で今日気になったのは2つ。まずはこの葉っぱ。どんな花をつけるのだろうか。

そして、こちらはおそらくベニバナイチヤクソウではなかろうかと思っている。

では、定点観察。

【小屋から望む前穂】

【化粧柳と前穂】

【梓川と大天井】

【大天井岳】

 

 

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