【7日目】My first RDO、往復32kmの旅

昨日、今日とツアーの設定日は設けられておらず、今日は丸っと1日お休み。ここに来て初めてのday offです。シフト表にはRDOと書かれていますが、rostered day offの略だそうです。

ロングスリーパーなので、昨日のお昼寝の後に数回目が覚めましたが、お腹は空かずずーっとベッドの上で寝続け、今日の8時前にヘリの音で起床。今日は週一のヘリ日の日です。

バタバタと着替えてヘリを見に行こうかと思いましたが、雨も降っているようだったので、のろのろと起き、スタッフルームへ。誰もいません。2人は昨日から街におり、2人はすでに小屋を出発して系列の隣の小屋へ。

ここ数日の従食の余りが冷蔵庫にたくさんあります。もう5日は経つでしょうか、ラザニアの余りを食べながら、今日は何しようかと考えます。と言ってもwe don’t have many options. 1日中自分の部屋にいても寒いし、小屋に残ってるのはカップルとカップルとみんなのお母さんエミリー。

悩んでもどうしようもないので、ランチ用にwrapを作り、1日のハイキングに出かけることにします。

小屋前にはヘリに注意の看板

系列の隣の小屋まで片道16km、往復32km。平坦な道が続くようなので、雨が少し降り始めてしまいましたが、上だけレインウェアを羽織って、片手に水筒を持ち、小さなショルダーバッグにランチとソフトシェルを詰めて出発です。

雨ではありますが、森の中の植物全てがvividになり、岩肌を縫う真っ白の糸のような滝が、時々ジャングルの隙間から覗くことができます。1つ、2つ、とかではありません。雨のせいで滝の数は増え、あちらこちらに見つけることができます。かなりの標高差です。

そんな滝に感動する余裕もないくらいには雨が滴ってきます。下はレインウェアを着てきませんでした。気分は滝同様、落ちていくばかり。2時間早足で歩き続けていると、やっと右手にshelterの看板が現れました。ツアーで使う、休憩ポイントの小さな小屋です。中に入るには、暗証番号を入力して鍵を開けなければなりませんが、隣に屋根付きのスペースがあったので、そこで持って来たwrapを食べることにします。

座ってお湯を飲んでいると、だんだんと寒くなって来ました。ちょうどこのshelterが中間地点。先に進まず、引き返してあったかいシャワーを浴びよう、洗濯物も溜まってるし、今日は小屋でダラダラしよう、プランを変更して戻るつもりで、wrapも平らげます。

shelterを出て左が帰り道なのですが、ベンチから立ち上がり荷物を持つと、勝手に体が右へ進んでいきました。頭で考えていたことと体が一致しません。ここは、勝手に動く足に従い、右へ、当初の予定通り系列の小屋へ行ってみることにします。

しばらくジャングルの中の平坦な道を歩き続けると、視界が開けるポイントに出ます。両手に滝を望むことができ、自分がちっぽけに思えてきます。大きな山々に囲まれ、数えきれないほどの滝が山肌を伝っていきます。

 

トラックはまっすぐ続き迷う事はありません。1 mileごとに印があり、看板もところどころに設置されています。3時間ほど歩き続けたところで、池の看板が出て来ました。まっすぐ続くトラックから一旦外れて、看板通り左に曲がってみると、滝が流れ落ちる大きな池が現れました。

その後も、また別の名前のついた小さな池がトラックから外れた場所にありました。個人的にはこちらの小さな池の方が好みです。鳥の鳴き声と滝の流れる音、滝の水飛沫を浴びながら、スマホで写真を撮ります。1.2枚撮ってみましたが、小さな画面には収まらず、収めようとするのは諦めました。

それから1時間近く歩き続けても、目的地に着く気配はありません。足もだんだん疲れてきました。幸いにも雨は弱まり服も乾いてきましたが、、、本当にこの先に小屋があるのでしょうか???

すれ違う人に聞いても、わからない、一本道だから迷うことなんてないよ、という軽い返事()。みんな大きなザックを背負って歩いているのに、私は水筒と小さなショルダーバッグという軽装備なので、where is your backpack?と声をかけられることも多々。1日休みで小屋から往復してるだけです、とその度に説明。

それにしても小屋の気配はないし、もしかして通り過ぎてしまったのか?と不安が頂点に達した頃、やっと現れた看板。働いている小屋から4時間ちょいで、到着しました。小屋に入ると仕事中のスタッフがいたので声をかけてみます。今日は泊まるの?乾燥室はこっちでね、スタッフルームはここ、冷蔵庫にあるもの食べていいから。ゆっくりして行ってね!

スタッフルームに入ると、他のスタッフもいたので、あっちの小屋から来ました、今日は泊まらず日帰りですと伝え、机の上に置いてあったみかんと、冷蔵庫のヨーグルトをいただき、温かく甘いミロを飲ませてもらいます。

このアジア人どっから来たんだ?!と思われやしないかとびくびくしていましたが()、そんなことはなくみんな笑顔で温かく迎えてくれました。次は泊まりでおいでね、と。

小屋の中も一通り見せてもらったのですが、雰囲気は似てはいるものの、どこの窓からも滝の流れる山々がどどーん!と望むことができます。聞くところによると、ここのスタッフは入山時や街に降りる際はヘリ移動だそうです。今日もヘリに乗って休暇で街に降りるスタッフがいました。まだ決めてはいませんが、もし来シーズン働くことがあれば、この小屋で働きたい!(ヘリに乗りたいから、単純です)

1時間ほど、ゆっくりしつつ乾燥室で服を乾かせてもらってから、小屋をあとにします。4時間かけて自分の小屋に、さぁ、もどるかぁー。

帰り道は雨に遭うことはほとんどなく、青空も少し。気に入った小さな池にも少し寄り道し、帰り道はのんびり歩きます。ニュージーランドには熊などの危険な動物はいませんし、夜も長いので、小屋到着予定はボードに19:00と書いてきました。18:00までにつけたらいいなぁと思いながら歩き続けます。

25kmあたりでしょうか、あと少しというところで足が棒のようになってきました、いやぁ、疲れた。独り言が止まりません。開き直って鼻歌を歌いながら歩いていると、橋が見えました。私の働く小屋の近くにある吊り橋です。やっと到着!!!早くシャワーを浴びたい!!!

橋の上から小屋が見えます

シャワーを浴びて、洗濯し、さぁ夜ご飯〜と思っていると、みんなのお母さんエミリーが夕食のプレートを作ってくれていました。炒めたマッシュルームにスライスされたトマトとアボカド、こんがり焼けたチーズとパン。あったかいご飯が食べられる幸せ。ありがたいです。

キッチンで後片付けしていると、初めて見る女の子がみんなのお母さんエミリーと話しています。隣の小屋から遊びに来ているんですか?と聞いてみると、ここで働いているとのこと。キウイの物静かなアニーでした。彼女の存在は知っていましたが、今日小屋に戻ってくるとは知らず。お互い自己紹介をします。他のスタッフは常にハイテンションですが、キウイの物静かなアニーは、とても落ち着いています。

スタッフルームにキウイの物静かなアニーと一緒にいると、愉快なchefケイシーが現れました。「クリスマスに欲しいもの何かある?10分時間あげるから欲しいものあれば教えて!発注するから!」クリスマスは特別に、スタッフ用として例えばケーキやスイーツなんかをオーダーできるそうです。特にパッと思いつくものはありません。「餅はどう?red beansとか!」「餅は正月だけど、、、いいですね、食べたいです、頼んでもらえますか?!」「おっけー。届くかどうかわかんないけど、やってみよう」

ニュージーランドのジャングルの中で餅を食べられる日が来るとは()。楽しみです。

こうして今日も1日終了。明日からは1週間みっちりdinner cookシフトであるD/Cが続きます。

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