密度がとても濃い霧で始まった新年。こんなにも視界が遮られる霧は、この小屋に来てから初めてです。風はなく空気は停滞、暑くも寒くもない天気です。

私が毎日の仕事に追われていること以外は、皆仕事やここでの生活に慣れ、山での共同生活が特別な時間ではなく、またスタッフ同士も他人でも友人でもなく、”日常”になってきたように思います。山小屋生活をしたことある人ならきっとこの感覚わかるかなぁと思います。一緒に生活している家族に近い感覚です。
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年を越したからといって、山は姿を変えませんし、山小屋の日常も変わることはありません。明けましておめでとうございますとお辞儀をして畏まることもありませんし、神社にも行きません。おみくじもなし。なにかを忘れているような気分で三が日を過ごします。
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最近のスタッフディナーについて書いておくと、ビーフン、餃子にチャーハン、巻き寿司、カレー。私がストレス感じず作ることのできる料理ばかりです。皆にはお米をたくさん食べてもらっています。

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ブリッジは、この連勤を終えたら辞めることになっています。皆はその話を一切口にしませんが、皆知っているようです。辞める日が近づくにつれて、テンションが徐々に上がっているような気がするブリッジ。解放される日が片手で数えられるようになってからは、特に嬉しそうにしています。
彼女ほど日本人のような気が効くような人は見たことがありません。先を読んだり空気を読んだり、誰が何を考えているのか観察したりと日本人の感覚に近いなと思うことがよくあります。それに私が困っていればすぐに助けてくれますし話も聞いてくれます。反対に私は彼女の愚痴聞き係でもあり、以前にもブログで、愚痴を浴びるのも疲れたと書いたかもしれません。それでも、彼女がいなくなるのは寂しいです。
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