【51日目】水源地に行ったり、泳いだり、夕陽を見たり

今日は、のっぽな山屋ミックの最終日。今日働いたら、明日の夕方、このニュージーランドのジャングルとはおさらば、ということです。

▲今日の定点観察

私はB/Cシフトが続いており今日で6日目。時計を見ながら、この仕事はこの時間までに終わらせる、と自分の中で大体の目安を作っていますが、なかなか早く終わらせることができません。一方愉快なchefケイシーは少し早めにやってきて、たったかたったかと仕事を終わらせ、従食を仕込んでいます。1つのテーブルで向かい合って仕事をしているので彼の手捌きや仕事の進め方はずっと観察しているのですが、迷いがなく、34つの料理を同時進行させながら作っています。いやぁ、速い。要領がいい。こればっかしは経験を積むしかないのでしょうか、、、。彼曰く「practiceだね」とのことです。

お昼過ぎ、チリのカタリーナが「泳ぎに行くけど、何時に仕事終わる?仕事終わるの待ってるよ!」と、キッチンで仕込んでいる私に声をかけてくれました。結局全て終えたのは15:00頃、チリのカタリーナはもうすでに泳ぎ終えた後でした。私は泳ぎに行く気分ではなかったので、「カタリーナが言ってた、小屋の水源地の滝に行きたい」と伝え、賢そうなアニーも誘い3人で滝へ行くことに。

滝の話は聞いたことがありましたが、行くのは初めてです。チリのカタリーナ先頭に、晴天の中森の中へ入っていきます。滝は2段になっており、下の滝に行くのは大したことはありませんが、上の滝に行く場合、ロープを伝っていくことになります。頻繁に人が来るような場所ではないので、植物があちこちに伸びており、足元がわかりづらく、気を抜くことはできません。

上の段の滝に着いた時は、こんな場所が小屋の近くにあるのかと、驚きました。水飛沫を浴びながらしばらく滝を見上げて、写真を撮ります。この滝の水はpureなのでそのまま小屋にパイプを通して運ばれ、小屋の飲み水、料理、洗濯など、全てに使われているようです。パイプは、誰かが手入れしているとは思えないような状態で、苔に覆われていたり、土の下に隠れて見えない部分もありました。いつか、みんなのお母さんエミリーに詳しいことを聞いてみようと思います。

帰り道はロープに捕まり後ろ向きで、同じくチリのカタリーナ先頭に慎重に下っていきます。後ろ向きでロープに捕まって下るのが苦手な私は、2人の指示を受けながら足場を確保していきます。「左足はもう少し下!」「次はそっちに足出して!」

小屋に戻るとちょうど従食の時間。愉快なchefケイシーが今日も豪華なご飯を作ってくれました。私は休憩前に、ちょろっと手伝っただけ。全て任せっきりで申し訳ない気分になります。

従食後は、優しいお姉さんブリッジに、みんなのお母さんエミリーと泳ぎに行くけど来ない?と誘われ、3人でいつもの場所へ泳ぎに行きました。これで4回目です。いやぁ、やっぱり冷たい。水に入っていくのにまだまだ慣れません。皆、ダイブしたり、思い切って潜ったりしますが、私は徐々に足から入っていくしかできません。「入っちゃえば平気よ!」「叫びたいなら叫びなさい!」

泳ぐ、というか湖に浸かった後はシャワーを浴びて、20:00頃からのっぽな山屋ミックを囲って飲もうと言うことだったのでスタッフルームへ。1杯、2杯飲んだ後は、数人で夕陽を見に近くの河原へ行きます。1番空が色鮮やかになるタイミングを逃してしまいましたが、河原で座っておしゃべりし、23:00頃に小屋に戻ります。真っ暗なはずですが夕暮れ時から外にいたので目が慣れて、誰もヘッドランプを使うことなく小屋に戻りました。

今日はいつにも増してアクティブな1日に、、、。明日は久しぶりのD/Cなのでぎりぎりまで寝ようと思います。

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