【4日目】豆腐ハンバーグ

今日もB/Cシフトの日。う〜ん、昨日よりもさらに寒いような。本当にこれから夏になるんでしょうか。
 

▲今日の定点観察

キッチンへ5分前に行くと、すでにコンロ4つの火をガンガンにつけて、ぬくぬくと暖をとっている愉快なchefケイシー。「今日は1人でやってみて。わからないことがあればここにいるから聞いていいからね」

一昨日昨日今日で、B/Cシフトの作業の半分以上は見て、実際にやってみて、メモを取り、大体を覚えてきましたが、3週間後には愉快なchefケイシーが休暇でいないと思うと、不安は今日も膨らむばかりです。

仕込み中、従食の話をしていると、愉快なchefケイシー「Yeah we can try.届くかどうかわかんないけどね。We can order mirin and sake. Ah, we have lots of tofu here tho」私「え〜っ!今?ここに?豆腐が?あるんですか?」愉快なchefケイシー「We have.あっちの冷蔵庫にあるよ、来て来て。」

冷蔵庫に連れてってもらい、豆腐を早速今日の従食で使うことに。私にとっては、豆腐といえば豆腐ハンバーグ。ミンチもあったので、今日は豚ミンチ入りの豆腐ハンバーグと、シンプルなビーガン用の豆腐ハンバーグを作ることにします。

おしゃべりしながらダラダラと作ったので()、結局今日も14:00までかかりました。17:00前に焼きに来て良いですか?と聞いてみると、「B/Cシフトの人は準備するだけで良くて、焼いたり最後の調理の部分はD/Cの人に任せて!」とのこと。豆腐ハンバーグの種は、丸めて冷蔵庫に入れておきます。味見をしたかったので自分のランチとしていくつか焼きましたが、形が崩れやすい、、、。申し訳ないとは思いつつも、愉快なchefケイシーにあとは託します。

その後のフリー時間は、ちょうど休憩時間が重なった、チリのカタリーナとボート乗り場のある湖へ。ボート乗り場を通り過ぎ、さらに湖沿いを進み、森の方へ入っていけそうな場所があったので道なき道を歩いて行きます。森というか、ジャングル。そこらじゅうにある倒木はコケに覆われ、聞こえるのは鳥の鳴き声と羽ばたく音。背の低い木もたくさんあり、枝が服に引っかかりながらも、ずんずん進んでいきます。ニュージーランドの森の中を歩いていると、恐竜がいた時代にタイムスリップしたように感じます。

歩き始めて何分だったでしょうか、ここに来てから時計をあまり見なくなりました。しばらく行くと、小さな滝が目の前に現れます。シダ類の植物に囲まれた小さな小さな滝。迷子になるのも、自分だけのトラックを見つけるのも、自分次第。スタッフ同士で小屋周辺のトラックの話をよくしていますが、皆迷子になるのを恐れている様子はありません。

滝の水飛沫を浴びながらさらに奥へ進み、木々の間から、キラキラと白く光る湖を見下ろします。ジャングルの中は影って肌寒いので、適当なところで引き返し、湖沿いまで降りて、倒木に座っておしゃべりすることにします。

チリのカタリーナ「こんな場所で5ヶ月共同生活、流石に長すぎるわ。ワーホリビザは、農業関係の仕事について3ヶ月のばしたいし、クライミングできるような山にも行きたいし、4月までここで働くのは厳しいかなぁ。でも誰にも言わないでね。誰にも伝えてないし、辞めたいっていうのは1月に入ってからにするから」

1番話しやすいスタッフがチリのカタリーナだったので、この話を聞いた時は、ショック。それと同時に、辞めることに対してぐずぐずと悩むことなく、自分がやりたいことはコレだから、と自分ファーストで未来のことを考えているのが、羨ましくもありました。

きっと私なら、辞めるか辞めないかをぐだぐだと考えるはず。しかし彼女の話を聞く限り、今、限られた時間の中で、この仕事は自分がやりたいことなのか、そうではないのか、自分のやりたいことは何なのかが基準のように聞こえました。

17:00、小屋に戻り夕食の時間。今日も豪華なメニュー。見習いcookロビンはトルコ料理のレシピを料理本から見つけ、ナスにトマトとパプリカソースをかけて食べる料理を、愉快なchefケイシーはインド料理であるさつまいもと小麦粉で作る平たいパンを。フムスやサラダを挟んで食べます。

私の作った豆腐ハンバーグは、皆喜んでくれ、特にみんなのお母さんエミリーは、「豆腐をいれたのかしら?これは美味しい、とっても美味しい、また作ってちょうだい!」と。醤油をかけて食べてもらいました。よかった〜。

ん〜、しかし、レシピを見ずに作ることができる料理は数少ないので、すぐにネタ切れしそうです。明日は大変そうだけど英語のレシピを見ながら新しいものに挑戦してみようかなぁ。

 

夕食後の散歩中に足を止めた景色

 

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました