48日目 久しぶりの散歩と、おしゃべり

今日はお休み。てっきり明日が休みだと思っていたので、それに気付いた昨日の夜は、流石に嬉しかった。

今シーズンの休みのルーティーン、昼前に起きて、ご飯をダラダラと食べ、1、2時間、長い時は3時間ほど散歩をし、帰ってきたら自分の夜ご飯を仕込んで、絵を描きながらお客さんの夕食の時間を待つ。お客さんの夕食がスタートするなり風呂場に駆け込み、ゆっくり湯船に浸かり、夜ごはんを食べてブログを書いて寝る、そんないつも通りのお休みだった。

今日だけ特別だったことと言えば、昨日フロント越しにお話ししたアメリカ人、オランダ人の二人組とお昼頃おしゃべりしたことだろうか。外のデッキで絵を描いているとビールの瓶とグラスを手に現れたオランダ人。ドロミテの山小屋の写真を見せてくれたり、オランダ料理を教えてもらったり。

なんというか、お喋りできて良かった。ニュージーランドにいた時に、日本語で誰かと喋れるとわかった時に、口から言葉が溢れ出すような感じだ。英語の文法はめちゃくちゃだし、発音もはちゃめちゃ。それでもうんうん、と、聞いてくれるので恥ずかしいなんて感じる暇もなく喋ることができた。

不思議と、英語を話すときは相手の目をしっかり見る。なぜだろうか。日本人同士で日本語を話すときは、ずっと目を見ていない気がする。相手の話ではなくて、自分が、だ。

しばらく話した後に、アメリカ人は缶ビールを手にやってきた。アサヒスーパードライ。彼にはユーモアがあり、それが面白いことはわかっているのだが、さらりと流れるようにソフトな声で言うので、100%理解できない。あぁ、今日ももどかしい。

英語を使う機会がこんなにもあるとは思っていなかった。英語を使うことを忘れたくないので、本当にありがたい環境である。

私の目標は、以前にもどこかに書いた気がするが、あなたの英語上手だね、と言われなくなること。英語が不自由なく話せる人に対して上手だね、なんて言わない気がする。上手だねと言われると、まだまだなんだなと思ってしまう。

今日は2人に、上手だねとは言われなかったが、どこで勉強したのか、どうやって学んだのか、とは聞かれた。少し進歩しただろうか?!

さて、植物観察。久しぶり。もう、すべての植物を追うのは諦め、休みの日に落ち着いて観察するようにしている。休憩時間は気分が乗らない日がやっぱり多い。

小屋の裏に咲いているヤマシャクヤク。4日ほど観察しない間にもう立派に一人前。

葉の下に隠れている子もいた。

エゾムラサキも見頃を迎えている。前回見たときは咲き始めで先端の方の花が一輪、二輪咲いてあるだけだった。こんなに花が咲いていると、見応えがある。色もさまざまだ。

クルマバツクバネソウも今が1番見頃だろう。ピンと花も葉も伸びて、私を見て見てと言わんばかりに咲いている。

ほとんどが4枚の花びらをつけているが、この子だけ5枚。珍しいので何枚も何枚も写真を撮る。

ユキザサはまだ満開ではない。他の花よりも早く蕾はつき始めたはずなのに、なかなかのマイペース、スローペースで花を開かせている。

ユキザサがぐずぐずとしている間に、まだ早い気がする、カラマツソウが咲き始めている。7月くらいにならないと咲かないと勝手に思っていたが、、、。

名前はわからないが、こちらの黄色い花も一気に咲き始めている。3年前の私なら名前を知っているはずだ、、、。

こちらも名前はわからず。黄色の花と同じ科だろうか。雰囲気が似ている。ほんのり甘いストロベリー味がしそうな色をしている。

今蕾が1番多い花といえば、きっとこのラショウモンカズラだろう。大小さまざま、これからもっともっと咲くだろう。

クルマバソウ(?)も白い花を徐々に咲かせている。わたし的には花よりも葉っぱの美しさに目がいってしまう。

そして最後にきのこ。ここ最近はきのこが急に増えたように思う。

最後にお決まりの定点観察。

【小屋から望む前穂】

撮ったつもりでいたが、撮り損ねているようだ。

【化粧柳と前穂】

【梓川と大天井】

【大天井岳】

 

 

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