40日目 雨上がり散歩

今日の休憩は1時間半。一昨日、植物観察を久しぶりにした時に、緑の生い茂る速さに倒れそうになったので、今日も観察し損ねては後から後悔すると、自分を奮い立たせ、昼ごはんを食べた後にカメラを持って1時間弱小屋周りを歩いた。

雨が降ったり止んだらを繰り返しており、緑が生き生きとしている。目が癒されるとか視力が良くなりそうとか、そんな簡単な話ではなく、目だけでなく鼻から耳から、そして肌から緑が体の中に入ってくるような気がする。

思い返せば、ニュージーランドの山小屋のまわりも、休み期間に歩いたトラックも緑がたくさんだった。深い水のような、溶け込むような緑だったと思う。今、ここで感じる緑は空から降ってくるような、空気の中に浮いてキラキラしているような緑だ。

ニリンソウの群生の中に、さまざまな花が毎日次々と咲いている。今日目立ったのは、クルマバツクバネソウ。昆虫のような雰囲気がある。

そしてアマドコロ。

目線をニリンソウの高さに持っていくと。アマドコロの新芽がたくさん出ていることに気づく。

ニリンソウは蕾もまだまだある。

花弁の枚数が多いとついつい写真を撮ってしまう。

倒木の上には踊る様に並ぶズダヤクシュ。

散歩の目的の一つだったサンカヨウ。雨上がりに花が透けているところを写真に撮りたかったが、結局見つけられなかった。

ツバメオモトも次々に咲いている。

こちらは名前をうろ覚えだが、タケシマラン。

こちらは、初めて見た花。名前はわからない。

花はこんなふうだ。

これは、マムシ草?

明日も無理にでも散歩に出掛けて、観察の続きをしたい。

【小屋の前から望む前穂】

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