今日の休憩は1時間半。一昨日、植物観察を久しぶりにした時に、緑の生い茂る速さに倒れそうになったので、今日も観察し損ねては後から後悔すると、自分を奮い立たせ、昼ごはんを食べた後にカメラを持って1時間弱小屋周りを歩いた。
雨が降ったり止んだらを繰り返しており、緑が生き生きとしている。目が癒されるとか視力が良くなりそうとか、そんな簡単な話ではなく、目だけでなく鼻から耳から、そして肌から緑が体の中に入ってくるような気がする。
思い返せば、ニュージーランドの山小屋のまわりも、休み期間に歩いたトラックも緑がたくさんだった。深い水のような、溶け込むような緑だったと思う。今、ここで感じる緑は空から降ってくるような、空気の中に浮いてキラキラしているような緑だ。
ニリンソウの群生の中に、さまざまな花が毎日次々と咲いている。今日目立ったのは、クルマバツクバネソウ。昆虫のような雰囲気がある。
そしてアマドコロ。
目線をニリンソウの高さに持っていくと。アマドコロの新芽がたくさん出ていることに気づく。
ニリンソウは蕾もまだまだある。
花弁の枚数が多いとついつい写真を撮ってしまう。
倒木の上には踊る様に並ぶズダヤクシュ。
散歩の目的の一つだったサンカヨウ。雨上がりに花が透けているところを写真に撮りたかったが、結局見つけられなかった。
ツバメオモトも次々に咲いている。
こちらは名前をうろ覚えだが、タケシマラン。
こちらは、初めて見た花。名前はわからない。
花はこんなふうだ。
これは、マムシ草?
明日も無理にでも散歩に出掛けて、観察の続きをしたい。
【小屋の前から望む前穂】
COMMENT