今日は、数日ぶりに定点観察に植物観察をし、太陽の光を浴びた。晴れてはいるものの、外は風がしっかりとあり、背の高い楡の木は揺れているし、体感温度も低い。
気温は低いが、お日様の光は森の中に届いている。まだ、木に葉がついていないからだ。3日前に植物観察した時は咲いていなかった花たちは、ひとつ、ふたつと花を咲かせていて、休憩時間は這いつくばるようにして花の写真を撮る。
ヤマエンゴサク。たわわについた花たちが開き始めている。
もちろんまだまだ小さな蕾もある。花の背の高さに目線を下げると、この蕾がたっくさんあることに気づく。
サンカヨウの新芽かなとこれまでいくつかの写真を載せて方が、違っていたようだ。今日見つけたこれが、間違いなくサンカヨウ。サンカヨウの花をこの辺りで見たなという場所に芽が生えている上、葉の艶感や形が、まだ小さいものの、はっきりとわかった。
ひとつひとつがとても可愛い。ひとつずつ葉は開いていくようだ。
小屋の周りでわんさかと芽が生え始めたのは、ハシリドコロ。雪が残る頃から寒そうに芽を出し始めていたが、今出ている芽は、その時よりももっと伸び伸びしている気がする。
ヤマシャクヤクも、着々と大きくなっている。
ヤマシャクヤクは、歳を重ねるごとに大きくなっていくのだろうか。年次が低そうな芽も、負けずに葉を広げ始めている。
そして、この辺りで見られる花の中でも、好きな花の一つ、カタバミ。ぽつりぽつりと、咲いている花を見つけた。
これは何の葉だろうか。見たことあるような気もする。あおさのような雰囲気だ。
そして、ニリンソウ。ついに咲い始めている。
小屋の中はバタバタとしているが、休み時間に30分でも写真を撮りに散歩すると気分転換できて良い。
【小屋から望む前穂】
【化粧柳と前穂】
【梓川と大天井】
【大天井岳】
COMMENT