【117日目・118日目】drink night

117日目はDシフト。通常であれば朝の皿洗いが終わって朝食をとった後、相部屋の掃除を2時間弱でちゃちゃっと終わらせますが、今日は小屋閉め前に相部屋のシーツ類をまとめて洗濯する日。営業最終日=下山日なので、すべての客室のシーツをこの最後の3.4日間で洗濯するしかなく、今日が相部屋の日なのです。

相部屋全室に掃除機をかけた後は、洗濯されて乾いたシーツをベッドのマットレスとブランケットにつけていきます。

時間がかかるかなと思いきや、音楽を聴きながら気合を入れたおかげか、いやいや、皆が手伝ってくれたので、思ったより時間がかからず、掃除は終了。

毎日カウントダウンしているので、小屋を離れる日が近いということは頭でも心でもしっかりわかっていますが、こうやって作業をしていると、普通だと思っていた毎日のルーティーンが懐かしく感じます。

その日の夜は、皆で夜更かし。最後のdrink nightでした。118日目の夜が最後の夜ではありますが、翌日は全員朝早くから仕事を始め夕方には小屋を出なければなりませんので、hangoverになるわけにはいけません。なので、前々日にdrink nightと言うわけです。

2:00頃だったでしょうか。皆でお酒を飲みながら、telegraphというゲームをしながら夜更かし、部屋に戻りました。

118日目はキッチンの掃除シフト。愉快なchefケイシーに前々日に確認したところ9:00スタートでいいと言われたので、9:00にキッチンに行きます。キッチンの掃除はキッチンのボスである彼に聞いてから進めないと思っていましたが、なんだかはっきり指示をくれないケイシー。「次何やりましょう?」「何かできることあります?」そんな質問をしても最終的には「もうさやかのボスじゃないからね」とそのひと言。何度か言われました。従食を作らなくていいと言われた時から私はもうcookではなくlodgesとして扱われており、彼の部下ではないということになっています。とは言え今日はキッチンを掃除する日なんだから、指示をくれ!とも思います。

やるべきキッチンの掃除は、彼と見習いcookロビンの2人で毎日進めてきたようで、私が手を出すほど仕事がないというのもあるのでしょう、、、。早く終わらせてもやることなさそうだしと、怠け者な私はゆっくり時間をかけて仕事を進めます。9:00スタートだから、17:00までやれば8時間労働か、とひとつの作業をしながら次にできそうなことを探します。みんなのお母さんエミリーやみんなの姉貴キャサリンにも指示を仰ぎながら…。

15:00、みんなのお母さんエミリーに言われた通りスタッフルームの掃除をした後、皆で使っているトースターやホットサンドメーカー(のようなもの)を掃除します。電化製品なので水でバシャバシャ洗えませんし、地道な作業です。

その掃除をしていると、愉快なchefケイシー「もう、終わる?」

私が”暇そうに”トースターとホットサンドメーカーを掃除していたからか、そう声をかけてくれました(笑)。「これ、綺麗にしたら終わります」

そんなこんなで、その日は16:00頃シフトは終了。

その日、従食の後に小屋周りを最後に散歩しようとウロウロしていると、小屋の目の前に鹿の姿が。小屋の後ろの山々は夕日に赤く照らされています。

▲鹿と目が合う

この5ヶ月弱、長く感じていたはずなのに、こんな景色を見ると、まだまだここで過ごしたい、まだ見てない景色がたくさんあるはず、と思ってしまいます。

▲この日のデザートはケイシーのクッキー

 

▲118日目の定点観察

 

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