無事にクイーンズタウンにつきました。それなりにハプニングはありましたが、移動を終えて無事1日目が終わろうとしています。
さてさて、今回は会社にワークビザを出してもらい雇ってもらうまでの話を書きます。
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昨シーズンの半ばごろ、「さやか、来年も戻ってくるよね?」「あなたは来年もここでcook、決定よ!」
そんな周りからの言葉のおかげか、私の中でも、もう1シーズン働いてみてもいいかなという気持ちが膨らんで「今シーズンも働きたいと思うんですが、、、」と小屋の支配人であるエミリーにメールをしたのは6月の終わり頃。「ビザの相談はどなた宛にしたらいいでしょうか」
エミリーには昨シーズン中、チャイとフライドライスを作ってごまを小まめにすっていたので(いや、そんなつもりはなかったんだけれども)、すぐにオフィスのマネージャーに連絡をとってくれ、話がぽんぽんぽんと進んでいきました。
今シーズンは、ワークビザのサポートをしないという一斉連絡があったにも関わらず、オフィスのマネージャー「ビザのお手伝いできるかもしれないから7月の終わりまで、一旦待ちで。その間、オンラインからjob applyしておいて。去年履歴書もらってるし、内容は簡単で大丈夫だから」「ビザのことはあるけど、小屋でまたぜひ働いて欲しい」という言葉も。
私だけ、もしくは何人かのスタッフだけビザのサポートをしてくれるってことなのでしょうか?とりあえず指示の通り、去年提出した履歴書に昨シーズン働いたことを書き加え、applyページにある質問事項に回答し、早速オンラインから応募します。
「ウェブから応募しておきました。よろしくお願いします。」と連絡を入れると、「ビザのサポート、できるように進めてるんだけど、まだはっきりわからないから、もう少し待って」何を待たされているのか、詳しい中の事情はよくわかりませんが、とりあえず待ちます。それが7月ごろの出来事。
そして8月。ビザのサポートができることになりましたと連絡を受けます。ワークビザを自分で1から申請するよりも、会社にスポンサーになってもらった方が楽ですので、とてもありがたい話です。
…と、そこまでは、まぁ順調だったんですが、この後が、長い長い。
今回のビザは、2021年から始まったAEWVという種類のビザ。ビザ申請のステップは簡単にいうと、雇用主のチェック→ジョブチェック→雇われる働き手のチェックの順で移民局に審査され、ネットで検索してみると情報はまだ少ないながらも、特に雇用主側の審査、ジョブチェックに時間がかかるとのことです。
オフィスのマネージャーは頻繁に連絡を取ってくれていましたが、思うように移民局から第1段階、第2段階の審査結果の連絡が来ず、毎週のように「もうすぐ結果がわかるはずだから」「残念ながらまだ連絡がないけどあと数日で来るはず」「まだ時間がかかりそう」「この審査が通れば、すぐに雇用契約書を送るので、ひとまず待って」と何度も何度もメールをくれました。
8月中にはそれらが終わり、私働き手のapplyに進めるだろうと軽い気持ちでいましたが、結局結果が分かったのは10月4日。私が実際applyできるまで、1ヶ月半近くかかったのです。
その後、すぐに移民局サイトへ私の個人情報、カメラ屋で取ったビザ用の写真、職歴、ジョブオファー、雇用契約書などをアップロードし、submitボタンを押したのが10月5日。
ビザはどうにかなるだろう、ええい!と先に航空券を9月末に取っていました。渡航日は10月20日、仕事始めは10月24日。間に合わなかったらどうしようと日に日に不安が膨らみ、爆発しそうになる自分との戦いが始まります。
ワークビザが10月20日の出発までにおりなくても、ワーキングホリデービザがまだ期限内のため、入国自体はできるのですが、ビザの申請が最後まで終わっていない状態でニュージーランドに渡航する、ネットが繋がらない小屋に入るのはかなりリスキーだと思い、出発前にはどうしてもビザがおりて欲しかったのです。場合によっては、無犯罪証明書の提出や健康診断を求められたり、不備があればやり直し!となるからです。
痺れを切らした、10月10日(火)の夜、もし明日の朝一で返事が来てなかったら週末に入ってしまうし、ここは恥を捨てて移民局に電話をしてみよう!と自分に誓ってベッドに入ります。
そして、10月11日(水)の朝。メールの通知が!!!開くと、移民局からのメール!!!無事にビザがおりたとのこと!!!
いつ、はち切れてもおかしくない風船の縛り口が一気に緩み、ヘロヘロ〜っとしぼんでいく私。6月にマネージャーに相談した日、いやその前から、ワークビザ絶対取れる!という謎のポジティブマインドではいましたが、こんなにギリギリだと、流石にストレスが溜まりました。
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以上、今シーズンの仕事とワークビザを取得するまでの話でした。少し端折った部分もありますが、だいたいこんな感じです。今回のワークビザから学んだことがあるとすれば、本当に自分がやりたいと思うのなら何事も早く動きはじめること。ですかね、、、。
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