終わらない荷造り

成田からオークランドに向かう飛行機の中からこんばんは。飛行機の中でのWi-Fi、ひと昔前までは有料でしたが、今や無料、しかも無制限なんですね。飛行機に乗る度に、飛行機の中はもちろん空港のシステムや制度が変わっていて、着いていくのに必死です。

さて、今回は荷造りについて、書き残しておこうと思います。

旅行や登山に行くときの荷造りはパパッと終わらせられる自信がありますが、山小屋に入る前の荷造りは何回やっても時間がかかります。あ〜でもない、こ〜でもない。あれ待って行きたい、これも持って行きたい。

山小屋という環境で働くのは、今回4回目です。回を重ねるに連れ荷物が減るかと思いきや、増えていくばかり。自分にとって必要なもの、そうでないものがわかっているはずですが、今回は諦めがつかず、ザックが悲鳴を上げています。

2シーズン続けて同じ小屋で働くというのも今回初めての経験で、一通りわかっているからこそ、持って行きたいものが増えるのです。

シーズン初めと終わりは朝晩結構寒いです。寝る時は湯たんぽを皆ベッドに持ち込むほど。去年は持っていかなかった厚手のトレーナーを持っていくことにしました。休憩時間や休みの日はしっかりあるので、色鉛筆も、インクも、ガラスペンも、そして画用紙もザックに入れます。前回は登山靴を履いて行き、サンダルや普段履く靴は現地で買いましたが、今回は履く靴と持っていく靴合わせて3足です。それから、もちろんハンモックとバグネットも。山小屋日記を読んでくださった方はわかるかと思いますが(笑)、これは必需品です。

他は前回とほぼ同じ衣類、洗面道具、生理用品。量は変わらないはず、、、。生理用品は現地で買えますが、日本のナプキンに勝るものはありません。計7袋(多!!!)。

反対に今回は持っていかないことにしたものもたくさんあります。テント道具一式、寝袋、マット、バーナー、クッカー。滞在中ハイキングはもちろんしたいですが、お絵かき道具と登山道具を天秤にかけると、今回は泊まりがけの山行はしない気がしたので置いていくことにしました。日帰り登山(もしくは系列の小屋で小屋泊)できるような登山服とストック、靴があれば十分だと判断しました。

これだけ置いていくんだから、その分増やしても大丈夫よね。そう思いながらザックに詰めていくと、パンパン。

手拭いの数を減らそうか、いやいやこの柄持って行きたいんだよなぁ。制服の貸し出しあるし服を減らそうか。持って行きたい自分と荷物を減らしたい自分、どちらも譲ることなく、荷造りは丸2日間に及びました(笑)。

半年以上登山やこういうパッキングをしてなかったですし、荷物を詰めるのが下手になったということにしておきます。

 

 

半年でニュージーランドの仕事は終わる予定ですが、その後まっすぐ帰国するのか、オーストラリアに渡りワーホリビザを使って働くのかは未定です。でも、これだけ好きな物を詰めた重くてたまらないこのザックがあれば、しばらくは十分だと思っています。

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