あっという間に9月。大分涼しくなったかなと思いますが、や〜っぱりまだまだ暑いですね。私はクーラーの下でちまちまと最近刺繍を始めました。
刺繍を始めるにあたり、まず最初におこした行動が「本を図書館で借りる、本屋さんで本を買う」でした。今日は借りて良かった、買って良かったという刺繍の本3冊を紹介したいと思います。
はじめてでも上手にできる 刺しゅうの基本
本屋さんに数多くある1冊の中から選び、初めて買った1冊です。基本とタイトルにもあるように、初心者にもわかりやすく刺繍に使う道具の説明からはじまっています。ステッチの説明も図と文章でわかりやすく記されています。191ページあるうちの半分以上は実物大の刺繍見本と図案がぎっしり載っており、モチーフは花や植物はじめ乗り物や食べ物、動物、文房具、イベント、童話などなど。後半には刺繍小物の紹介・作り方、ビーズ刺繍、リボン刺繍の説明もあります。
刺繍図案は一つの作品や“絵”といったものよりも、練習として使えるような図案、小物や衣服にワンポイントとして刺繍したくなるような図案が集まっており、さまざまな作家さんの可愛い刺繍がぎっしり1冊に詰まっています。
暮らしの刺繍 Embroidery in everyday life
ステッチひとつで花開く 初めての刺繍レッスン
気になっている本
最後に
本を選ぶ際は・・・
以上これらの3冊は、私の行動範囲内で手に入る刺繍本の中から選んだ3冊であり、刺繍に関する本はまだまだ沢山あります。刺繍を始める際は、自分がやってみたい、可愛い!と思える図案が集まった本や、好きな作家さんの本を選ぶのがいいのではないかなと思います。
数冊を比較しながら読む
まずは1冊買って(借りて)やってみる、というのもいいと思いますし、私のように数冊を比較しながら読んでみるのもおすすめです。理由の一つは慣れない糸と針で初めて聞くステッチをやってみるときに、この本よりこっちの本の本のほうがわかりやすい、ということが何度かありました。針と糸の角度の違う写真や絵があったり、文章が簡潔でわかりやすい、反対に詳しく解説してありわかりやすい、など本によって一つのステッチでも解説のされ方は異なります。
もう一つの理由は、本、作家さんによって刺繍の雰囲気が異なるので、数冊に目を通して行くことで自分がやってみたい刺繍が見つかるのではないかと思います。私は、本を手に取った頃は刺繍は刺繍としか目に写っておらず、刺繍の雰囲気の違いなんかには気に留めることはありませんでした。しかし、毎日毎日刺繍を練習しながら本を眺めていると、“なんか違うな”と気づき始め、数週間経った今は“この本はチェーンステッチが多いけど、こっちの本はスプリットステッチが多いな”となんとなくわかるようになってきました。ステッチが違うだけで同じモチーフでも印象は変わってきます。
以上、初心者の私による刺繍本の紹介でした。読者の皆様にもし刺繍をしている方がいましたら、この本いいよ!などなどコメントお待ちしております〜。
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