【52日目、53日目】帰ってきた2人

⚫︎ラザニアDAY

52日目、愉快なchefケイシーはお休みだったので、私1人で従食を作らなければならない日でした。心配してくれていた愉快なchefケイシーは前日にわざわざラザニアに使う冷凍のレンズ豆ボロネーゼを解凍してくれ、さらには牛乳から作るリコッタ(チーズ)まで作ってくれていました。彼が不在の間に3回自分で作ったので、私1人で作れるのですが、、、彼は抜け目がありません。そして、しっかり者のメグも私が前日に「明日は1人で従食作らないと、、、」と溢していたのもあり、サラダを作ってくれました。1品誰かが作ってくれるだけでだいぶん違います。のんびり休憩する暇はありませんでしたが、無事1日終えることができました。

⚫︎車の話

皆の中でよく話題に上がるのが、車。スタッフのうちの何人かは、小屋で働いたお金で車を買うそうで、よく共用のパソコンで車を安く買えないかチェックしています。そこで面白いのが、皆がチェックしているのが日本車ばかりだと言うこと。「トヨタのカローラね」「ニッサンニッサン!」「スズキのジムニーは?」「スバルもいいね」知っている単語ばかり耳に入ってきます。ここ、ニュージーランドでは日本車の中古が人気なのがよくわかります。

⚫︎りんごのケーキ

53日目はなんとなくの気分で、愉快なchefケイシーがキッチンに置いてくれている料理本の中から見つけたレシピにならって、りんごのケーキを作ることに。わからない単語はその都度愉快なchefケイシーに聞きます。「卵をfluffyになるまで混ぜるって何ですか?ミキサー使うんですかね?」「fluffy、、、よくわかんないけど、ミキサーである程度泡立つまでやってみて」「sieveって何ですか?」「これを使って」ケーキはオーブンで1時間かけて焼き、皆の仕事が終わる時間に合わせて、カットしたケーキを20:00頃スタッフルームのテーブルに置きます。あれよあれよとなくなり、すぐに完売。しっとり甘さ控えめのケーキで美味しかったので、また機会があれば作ろうかと思います。

⚫︎帰ってきた見習いcookロビンと生意気なミア

53日目、キッチンの中の気温が頂点に達する16:00頃、ふらっと帰ってきた若者カップルの2人。「うぃーっす。どうでした?元気にやってますー?」「帰ってきましたぁ〜」あぁ、この軽いノリ久しぶり、、、帰ってきた、、、。見習いcookロビンは日焼けしたようで顔がほんのりピンク色、生意気なミアは休暇でリフレッシュできたのか、少し雰囲気が丸くなったように感じます。まだ詳しくは話を聞いていませんが、2人で楽しそうに帰ってきたので、何よりです。

⚫︎ピースフルな1週間

若者カップルのことを悪く言うつもりはありませんが、2人がいるのといないのとでは小屋の雰囲気がやはり違います。特にキッチンは何度もこれまで書いてきたように、2人が一緒に火の前、まな板の前に立つと荒れ放題なのです。名前までは口にしませんでしたが、愉快なchefケイシーに「ケイシーがいない間cookではないスタッフがキッチンを使っては荒らして帰っていく、後片付けをしない。今はケイシーがいるからキッチンが平和だ」という話をちょろっとすると、fuckと言っていました。「iI’s good they are scared of me tho

支配人であるみんなのお母さんエミリーや、彼の彼女であり副支配人のみんなの姉貴キャサリンですら、片付けに関してはイマイチなので、私から声を大にして言う気も起きません、、、。物を片付ける、使った物を元の場所に戻す、食材は使いかけから使う、整理整頓。そのような概念があまりないのかもしれません。あるとしても、基準が違うのです。その点に関しては愉快なchefケイシーはchefなだけあり(すごく上から目線)、日本人に似た感覚でキッチリと仕事をし、片付けができます。そんな彼がキッチンにいると、皆自然とキッチンから離れていき、キッチンの秩序は自然と保たれます。

⚫︎サンとの会話

サンが小屋に来てから数日経ちますが、彼女とはリラックスして話すことができ、会話のペースやテンションが他のスタッフよりも合わせやすく感じます。漢字の話や、それぞれの出身地の話、食べ物の話をこの数日しましたが、興味深い話ばかりです。

明日は休みが重なったので一緒にD Passに行く予定です。歩きながらゆっくり話すのが楽しみです。

▲53日目の定点観察

COMMENT

タイトルとURLをコピーしました