3日目 消えないそわそわ

スタッフは支配人入れて8人。営業が始まったら毎日支配人以外で5つのシフトを回しながら仕事を回していくことになる。それにプラスして個別に仕事が分担され、私は3年前はリネンの管理、発注を行っていた。今年は、厨房担当の先輩の補助ということで、喫茶関係の発注などを担当することになった。

発注の仕事は初めてではない。3年前のリネン発注の他、ニュージーランドでcookだったので、食材全般の発注をやったことがある。

今思えば、よくあんなことできたなと思う。客食とスタッフミール分を1週間おきに発注しなければならない。種類も量も多いし、1から作るものが多いので、それなりに頭を使わないといけない。しかも、聞いたことないような食材はゴロゴロと発注書に載っているし、もちろん英語だ。

それに比べて喫茶で使用する珈琲豆や紅茶、お砂糖など10も満たない数の発注リスト。簡単なはず、私はレベルアップしているはずなのに(笑)、初めての仕事をもらうと、どうも落ち着かない。できるだろうか?と不安になる。一方、どうにかなる、できる、と変な自信もどこかにある。

こういうそわそわした緊張感が、3日経った今もなかなか消えない。新人気分である。こういう状況に対しての免疫はつかない性質なのか。

今日はひとまず発注作業を教えてもらい、営業が始まったら補助として更にいくつか仕事があるとのこと。不安は募るばかりである。

発注作業を終えたあとは、予約を受け付けた際の仕事を復習がてら教えてもらう。そうこうしているうちに昼ごはんの時間に。みんなでカレーを食べてお腹を満たす。

午後からは明日のワックスがけに向けての掃除、風呂掃除の復習、小屋のブログを更新。あれこれしてあるうちに夕食をつくらないと!という時間。じゃがいもとほうれん草炒めを作り、他のスタッフがメインの麻婆豆腐にスープを作ってくれた。

ぽつぽつと山小屋の中に灯りがつくように、小屋の中は光が入ってきて明るくなった。到着した時は越冬のための雨戸がついた状態だったので、窓から光が入らず真っ暗だったのだ。雨戸外しは男性スタッフが進めてくれ、今日ほとんどを終えたのではなかろうか。

▲まだ光が入ってくる前のお風呂

着々と準備は進んでいく。営業開始とともにゴールデンウィークが始まるので、私のふわふわとした緊張は消えなさそうだ。慣れるしかない。

 

 

 

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