今日は、たくさん笑ったような気がする。この山小屋日記ー2025が始まった頃は不安でいっぱいか、イライラしているかだったので、こんなに笑ったのは今日が初めてかもしれない。
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外は降ったり止んだりの優しい雨。気温も低く、公衆トイレの募金箱に朝集金へ行くと、ぶるぶると寒くて速足で小屋に戻る。10度を切っている。また冬に戻ったようだ。長袖の上に上着が必要だ。
お客さんの数はニリンソウシーズンのピークを終え、かなり落ち着き始めた。仕事の量も減るため、朝の掃除の時間もちゃちゃっと終わり休憩は2時間。特に外に出るでもなく、昼ごはんにキムチシーフード炒飯を作り、のんびりと過ごす。
午後からも先輩とおしゃべりしながら受付番。お客さんの中には地元が近い方もいらっしゃり、ゆっくり会話をする時間もあり。毎日こんな風だったらいいのになと思う。
いや、決して怠けた一日だったわけではない。お客さんに出す食事のアレルギー一覧表を完成させた上、英語でのお問い合わせメール返信文の定型分を作成し、今日来ていた英語のメールも返信した。
アレルギー一覧表は、ニュージーランドの山小屋でアレルギー対応を毎日していたので、抵抗なく作ることができた。頭を使いながら、効率よく、毎日ランダムに来るアレルギー、食事制限のリクエストに応えなければならない。あの経験はこれからもどこかしらで活きることだろう。
メールで使う英語も、なかなか勉強になる。chat GPTにお世話になってはいるものの、まずは自分で考えて添削するようにしている。
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今日のスタッフの夕食は洋風。たくさん喋ってたくさん笑った。皆の心に余裕があると、食事も美味しいし会話も弾む。忙しくなると、どうしてもこの余裕は生まれない。今日のように毎日涙を流しながら笑いたいわけではないが、来る繁忙期も食事の時間くらい、楽しく過ごしたい。
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