【104日目・105日目】溶けていく雪、近づく小屋閉め

⚫︎B/Cも残りわずか

休み明けの2日間はB/C。それを除いてあとcookシフトは2回しかありません。日に日に小屋じめが近づいています。朝6:30にキッチンに行く時、空は真っ暗、星がたくさん見えます。ミルキーウェイも0.1程度しかない私の肉眼でも確認することができます。朝誰よりも早く働き始めるB/Cだけがみることのできる星空です。

⚫︎ハンモック

103日目のお昼、皆でボート乗り場へ行きハンモックを張りました。優しいお姉さんブリッジが12月に買ってから、次々に皆が買い始め、13人中6人が持っているハンモック。6人が揃うのは昨日(103日目)でしたが私がヘリに乗って隣の小屋へ行き不在にしていたので、今日、皆で写真を撮ることになりました。しかし、しっかり者のメグがweek offで街に出てしまった為、みんなの姉貴キャサリンが彼女のハンモックを使って写真の中に入ります。

いざハンモックを張り始めると、ロープを小屋に忘れてきたことに気づいたサン。私やチリのマリーナのロープを組み合わせてうまい具合になんとか張ることが出来ました。カメラマンは、見習いcookロビン。私のカメラ、小屋のカメラ、みんなの姉貴キャサリンの携帯でいい感じに撮ってくれました。

あ〜楽しかった〜と皆で片付けていると、私はすってんころりん、膝の皮が剥け出血、頭を強くボート乗り場のポールにぶつけてしまいました。いたたたた。ちょうどみんなのお母さんエミリーが夕方のボートに時間に合わせてバギーでボート乗り場に来ていたので、助手席に乗せてもらって小屋に戻ります。

 

⚫︎見習いcookロビン、お客さんを迎えに行く

同じく104日目、見習いcookロビンはD/Cシフトですが隣の小屋にいるお客さんの調子が良くないそうで、迎えに行くことになりました。代わりにB/Cである私が彼の仕事を少しカバーします。

いつもなら休みのスタッフがピックアップに行きますが今日は行ける人がおらず、彼が行くことに。みんなのお母さんエミリー「さやか、代わりにロビンの仕事やってもらえるかしら、long dayになるわね。でも8時間以上は働いちゃダメですからね。無理はしないで」

見習いcookロビンはいつも隣の小屋の方へランニングへ行っていますが、ゆっくり歩いたのは初めて(?)だそうで、メイントラックの両サイドにハンター向けのトラックサインやトランピングのサインがたくさんあることに気づき嬉しそうにしていました。

⚫︎生意気なミア、別の小屋に飛ばされる

104日目の木曜日の夕方のボートで、生意気なミアは別の小屋へ向かいました。つい先日みんなのお母さんエミリーから声がかかり、人が足りない小屋へ行ってほしいと頼まれたとのことです。Noとも言えない状況、、、。あと3週間弱でシーズンが終わると言うのに、どこも人が足りないようです。

その小屋はトラックの終了地点なので、私たちの小屋ほど隔離された場所ではないようで、近くにカフェもあり、「Real coffeeが飲めるしカフェのwifiも使えるよ〜」とその点はワクワクしている様子でした。

⚫︎あと4

優しいお姉さんブリッジは毎日毎日、カウントダウンしています。「この小屋で働くのもあと4日よ〜〜〜!」荷造り始めなきゃ、食べ物かっぱらっていかなきゃ、街に出たら何しよう、と毎日そわそわしています。

⚫︎日本酒

105日目の金曜日、従食を終え部屋で寝ていると(まだ19:00前!!)、外からみんなの姉貴キャサリンの声が聞こえます。「さ〜や〜か〜。We need you〜」

もう寝させてくれ、、、と思いながらも()、スタッフルームへ向かいます。喉が渇いたのでいつも持ち歩いているコップを持って。

スタッフルームにいるのは、休日の愉快なchefケイシーとみんなの姉貴キャサリン。それからキウイのデイジー、サン、優しいお姉さんブリッジ、チリのマリーナ、見習いcookロビン。愉快なchefケイシーが音楽を流して、何かを飲んでいます。

コップを持っている私を見て、すぐにみんなの姉貴キャサリン「You knew it!

何事?!何も知らんけど?!

皆が飲んでいるのは日本酒です。温めた日本酒をちびちびとみんなで飲んでいる様子。私もいただき、その日の夜は日本酒を楽しみました。

⚫︎yawnJohn

皆で日本酒を飲みながらいろんな話をしましたが、ひとつだけここに書いておきます。yawnの発音について。チリのマリーナはスパニッシュを話しますが、彼女にとってはYの発音と英語で言うJの発音の違いがわからないそうで、皆でyawnの発音を教えますが、Johnと言っています。見習いcookロビン「舌をつけちゃダメだよ」みんなの姉貴キャサリン「違う違う!」チリのマリーナ「John? John???」賢そうなアニー「違うわね、Jが聞こえるよ」

日本人にとってのはRLの発音といったところでしょうか。

チリのマリーナはニュージーランドに移住してから5年経ち、クイーンズタウンに住んでいます。しかしクイーンズタウンに住んでいるとスパニッシュがわかる人間がたくさんおり、英語だけで過ごすことは3日以上はないそうです。この小屋に来て、スパニッシュスピーカーがいないことは私にとってはとても良いことだといっていました。

英語を勉強したい人にとってはこの環境は、彼女の言う通りパーフェクトな気がします。

 

▲104日目の定点観察

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