Week off ② 2日目 ベーグルレイク

朝はのんびり起きて、キャンプ場にちょっとしたトレイルがあるので散歩、そのトレイルは昨日アレックスが泳いだ湖につながっています。森は、私たちが働く小屋の周りと似ていますが、唯一違うのは、車の音が聞こえると言う点。私たちの働く小屋は車は入ってこれませんので、車の音を聞くと不思議な気分になります。

▲朝が早いニュージーランド、8:30過ぎには多くの車がいなくなっています

▲昨日行ったLake Gunnに繋がっています

キャンプ場にはテントを張ったままにし、ミルフォードサウンドへ今日も行くことにします。と言うのも、昨日のスーパーの買い出しで水を買ったのは買ったのですが、十分でないことに気づき、飲料水を買いに行くことにします。アレックスは1日に3L飲むようにしているそうで、水の消費がなかなかに早いです。

昨日は時間が遅く閉まっていたミルフォードサウンド唯一のカフェに行くと、水はただでfull upできると言うことでボトルを満タンにし、カフェでコーヒーを飲みながら携帯の充電もして、ミルフォードサウンドを離れます。

昨日に続き天気はよく、2日連続とはいえミルフォードサウンドへの道に興奮する私たち。ミルフォードサウンドと私たちがキャンプしているカスケードクリークの間にはいくつもハイキングトレイルがあり、全部歩きたくなるような天気ですが、私たちが選んだのはレイクマリアン。アレックスは2連休で街に出たときに一度来ており、そのときに湖でベーグルを食べたそうで、レイクマリアンならぬ”bagel lake”と呼んでいます。

”bagel lake”に行こうと駐車場へいくと、駐車場から伸びている車道に「滝」と書かれた標識が目に入ります。「滝、行ったことない!行ってみよ、どんなだろね?」

レイクマリアンの駐車場以降は道が舗装されておらず砂利道を17km走ることになります。写真を一枚も撮りませんでしたが、その滝の駐車場へ向かう道はまっすぐ川沿いに伸びており、私は個人的に好きな道でした。何がどう好きかと聞かれると難しいですが(笑)、満たされた気分になるような道でした。ランニングやサイクリングをしてもきっと気持ちいはずです。

滝までは30分ほどのハイキングです。少し山を登ることになります。滝は目の前に見ることができるのかと思いきや、展望台のようなところから遠くの滝を眺めるようになっており、結構距離があります。滝までのトレイルがあるのかどうかは確かではありませんが、もし歩くのであれば一旦川まで降りて、滝壺まで登ることになり1時間以上はかかりそうです。

滝を見ても、特に心揺さぶられることがなかった私ですが、ニュージーランドに来てからは滝に対して少しだけですが、興味を持つようになりました。ほんの少しだけです。ふぅ〜ん、としか思わなかった私が、今は、ほぉ〜!と思うまでになったと言うことです。興味ある無しが結構はっきりしている私からするとゼロからの1は大きな違いです。

▲途中で見つけた面白い植物

そんな話はさておき、滝を見た後は”bagel lake”の駐車場まで戻り、湖へ1時間かけてハイキング。行動食は小屋で作ってきたクッキーです。

湖までは結構長く、私は風邪が100%治っていないので鼻をずるずるしながらのハイキングです。アレックスも花粉症でずるずる。私の早歩きが彼にとっての普通のペースなようで、最初はペースをお互い合わせようとしていましたが、途中からペースを合わせることなく各々湖へ向かいます。一緒に歩いていると私はせかせか歩いているように感じますが、同じペースで歩いているアレックスはかなり楽に歩いているように見えます。

それでも、風邪を引く前の1、2週間のランニングのおかげか、自分の中で比較すると、登り坂を歩くのが楽になった気がします。息が上がりにくくなりました。嬉しいです。

湖はと言うと、ニュージーランドで見た景色の中でも今の所トップ3に入ります。写真で見るよりもはるかに大きく、たった1時間と少し歩いただけでこんな景色を見ていいんですか!と言うような景色。

人が多い場所を避けて眺めの良いところを探し、私は絵を描き、アレックスは泳いで昼寝。1時間はそこで過ごしたでしょうか。

下りの方がペースに差がありませんが、疲れている私はせかせか歩く気にもなれず、各々歩きます。キャンプ場に戻った後はパスタを茹でて食べました。十分な食材を買っておらず、パスタの味付けはフムスと塩(笑)。

明日はテアナウへ戻って、ブリッジと2週間ぶりに会う予定です。そして、明後日からのケプラートラックに向けて買い出しをしなければなりません。

▲20:51、キャンプ場にて

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