樋口愉美子さんの本より<9月〜12月>

1週間ほど前、毎月の刺繍を全て刺し終わり、つい昨日、全てボードに仕立て完成しました!昨年の11月に椿の刺繍に取りかかり、約半年、他の刺繍もちょこちょこ挟みつつご依頼も受けながら、なんとか終えてほっとしています!

12月分まで急いだのは、山小屋日記を読んでくださっている方はご存知の通り・・・これから山小屋で住み込みで働くため、全て完成させておきたかったのです。12ヶ月分は祖母の家の玄関で月替わりで飾ってもらいます。

今回は、9月から12月の分を順に記録を残しておきたいと思います。実際は順番バラバラで作成しましたが、ブログでは順に載せています。図案は、いつも通り、樋口愉美子さんの本『暮しの刺繍』から。一部、自分なりにアレンジしたり、色を変えたりと本の通りではありません。

9月

9月は中秋の名月。満月にススキ、そしてお団子です。

3つ、難しかった部分を挙げると、まず一つ目は、葉っぱの緑部分、チェーン・ステッチの曲線。絵を描く時もそうですが、下書きをなぞるのが嫌いなんですよね。その性格のせいか、うつした図案の線からずれて刺繍してしまい、直線も曲線が、あああああぁぁぁぁぁといったふうに。完璧を目指すのなら、引き続き練習が必要です。

2つ目は、お月見団子を入れている台。こちらもチェーン・ステッチ。面を埋めるのにどうしたら綺麗にできるのか、必死に考えながら刺しました。

3つ目は、お団子!これは失敗です・・・。刺し直す気になれず、そのままですが・・・、お団子が潰れぎみだし、隙間が空いています。綺麗な丸のサテン・ステッチは、練習が必要です!

10月

10月はかぼちゃ。

こちらもやはり、チェーン・ステッチに悩まされました。葉にしろかぼちゃにしろ、曲線を描きながら面を埋めるのは難易度が高いです。写真で見るよりもずっとずっと難しい。これは、満足いってないので、いつか再挑戦します!

気づきとしては、初めてこのチェック柄の薄い布に刺繍してみたのですが、布の質によってはチャコパーで絵を描きにくい、線を引きにくいことがわかりました。すーっとは描けないので短い線を何度も引きながら書きました。

11月

11月はコスモス。私の嫌いな、レゼーデージー・ステッチの嵐です。この図案刺繍したいなと、選ぶ時は、あまり「このステッチが多いからやるのはよしておこう」と思ったりすることなく、自分の好きな雰囲気だったら迷わず取り掛かるのですが、糸と針を持った途端後悔(笑)。

何回やっても、安定したふっくら花びらになりそうな気配がありません。どうしてもばらつきが出てしまいます。私の性格が、他のステッチより顕著に表れている気がします。

12月

12月は、比較的スムーズに、そしてあっという間に終えました。一つ突っ込むならやはりサテンステッチでしょうか。始めた頃よりは良くなっている気がしますが、まだまだ改善の余地有りです!

一気にボードに仕立てました

6月以降ボードの仕立てる作業は後回しにしていたので、最後に一気にボードに貼り付ける作業をしました。丁度、100均で買っていたMDFボードを切らしていたので、セリアで購入。今回は前回の倍の大きさのボードを買いました。

いやしかし、、、切るのが大変です。100均一に行くたびに刺繍に使えそうな道具はないかと見て回るのですが、ダイソーに、正方形型のMDFボードが売ってあるのを見つけました。

今回のように先に刺繍をしてしまっていると、刺繍に合わせてボードを切るしかありませんが、今後は売ってある小さな正方形のボードに合わせて刺繍をすれば、切る手間を省けそうです。

 

 

12ヶ月分作るぞ!と目標があったので、ここまで頑張れましたが、今は燃え尽き状態・・・?!今後は、山小屋で働きながら自分の生活のペースを掴め次第、刺繍をして行くことになるので、しばらく刺繍ブログは時間が空きそうです。でもやっぱり刺繍をしている時はリラックス効果があるような気がします。嫌にならない程度に緩く続けていきたいと思います。

 

 

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