86日目の従食は餃子、87日目の従食はカレーうどん、数日前から決めていたメニューです。忙しくなるのはわかっていましたが、やっぱり忙しく、この2日間はどっと疲れ88日目である今日振り返りながら書いています。
疲れは仕込みや従食などキッチンでの仕事だけが原因ではなく、月いちの生理が主な原因です。兎に角！人に話しかけられたくないですし、他のスタッフがきゃっきゃと話しているのがうるさくてたまりません。常にふつふつと自分の内側から言葉にできない感情が湧いてきては、爆発しそうになるのを必死で堪えます。部屋に避難したらしたで、思い出したくない過去がざぶんと大きな波に乗っかってやってきては、私を狂わせます。
キッチンでは話しかけてくれるなよオーラを出しているつもりですが、皆親切にも、話しかけてくれます。
「よーっす。朝はどうでした？問題なかったです？」
「お〜おー。さやかさやか〜。You are loved〜今日は元気にやってる？調子はどう？」
「おはよう、さやか。シフト見たんだけどさ、サンの休みとさやかのB/Cが重なってるの見つけたよ。サン、湖行きたいってさ。一緒にR Lake行っておいでよ」
おいおい！他人の予定を勝手に決めないでくれ！！！
やっと静かになったかなと思うと次にやってきたのはキッチンで仕事中の見習いcookロビンに会いにきた生意気なミア。あ〜〜〜〜〜。
86日目の餃子は、1月ごろからサンと、2月の下旬に餃子を一緒に作ろう！と約束しており、サンが餃子の皮担当、私が具担当と決めていました。数ヶ月前に1人で餃子を作った時は、二度と作るもんか！と思っていましたが今回は強力な助っ人がいるので良いスピードで作ることでができました。
見習いcookロビンや生意気なミア、しっかり者のメグ、みんなのお母さんエミリー。皆皮で具を包むのを手伝ってくれ、楽しんでいる様子。見習いcookロビン「冷凍の餃子は食べたことあったけど、こうやって1から作るのは初めてだよ。今までfun partを逃してたってことだね」
ビーガン用の餃子は、今回はひよこ豆とkidney beansを混ぜたものにコリアンダー、塩胡椒、玉ねぎを入れて味付けをし、皮で包みました。これは、過去に愉快なchefケイシーが作ってくれたpattieのレシピからアイディアを得たもので、彼が作ってくれたものには及びませんが、なかなか美味しくできました。豆腐に味をつけて皮で包んでも良かったのですが、これにして正解だったようです。
餃子のタレは、醤油と酢に胡麻油を少したらしたもの、胡麻ドレッシングの2種類を作りました。さらにサンも数種類作ってくれました。胡麻ドレッシングは、みんなのお母さんエミリーからのリクエスト。「ネパールにいた時、毎日のようにモモを食べてたわ。モモ。これよ、このダンプリングに似たものよ。タレはね、ゴマかしら、ピーナッツバターのような、sweet sourな何かだったわ」
偶然にも、前回街に出たときに胡麻ドレッシングのレシピをスクショしておりいつか作ってサラダでもできればいいなと思っていたところだったので、これを機に、スクショしたレシピ通り胡麻ドレッシングを作ってみることにしました。
「さやか、これよこれ。exactly the same!これをモモにつけて食べてたのよ。ネパールにいる間毎日これ食べてたわ」
喜んでもらえて何よりです。
＊
87日目のカレーうどんは、うどんの麺が最近リサプライの度に入ってくるのですが、誰も使うことなく棚の上で出番を待っているだけだったので、思いつきで作ることに。カレーのルーは日本のものをサンが街から持ってきてくれたものを使います。「日本のカレーのルー美味しいよね。中国でもよく食べるんだ。私とっても好きで、たくさん買った分があったから、持ってきたよ。よかったら使って！」
出汁は昆布でとり、カレーとだし汁を混ぜてスープにします。あ〜。カレーのルーから作るカレー。日本の味。愉快なchefケイシーに言わせれば、「これは料理のうちに入らない」とのことですが、これはこれで良いのです(笑)。
カレーうどんは皆にとっては物珍しく、餃子に続き喜んでもらえました。よかったよかった。
明日は、やっとやっと休みの日。キッチンから解放される日です。体の調子も良くないので、しっかり寝て次の連勤に備えようと思います。
▲87日目、ハンモックの中から
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