今日も昼頃1時間少しの植物観察をした。休みの日のお決まりコースだ。途中でお腹が空き、トイレにも行きたくなり、回れ右。少しの間だったが、前回の休みに観察した時よりも植物は成長している。
今一番咲いているのは、おそらくオドリコソウ。葉の下できちんと並んで踊っている。
名前がわからず、調べる前に散りはじめているこの花。花弁が散るとこのような形になるらしい。
目が出た時から観察していたヤマシャクヤクは、花弁を落としこんな姿に。蕾の時のかわいらしさからは考えられない。ピエロが頭につけてそうだ。
この花も前回見た時蕾だったものたちが、わっと咲きはじめた。タカソデソウ。この辺りに咲く花の中でも好きな花の一つだ。透け具合と花弁に通る筋が美しい。背丈も、白の色も、どこをとっても好みの花。
これはまだ花が出ていない葉。おそらくタカソデソウだろう。
白い花は他にもたくさんある。こちらカラマツソウ。
ツマトリソウも、まだ咲いていた。
ベニバナイチヤクソウ。私の記憶では花が開いてからも濃いピンクだと思っていたが、この子は白っぽい。
エゾムラサキは、花びらを落とし、先っぽの花だけが咲いている状態となってきた。
そして、今日一番興奮したのが(笑)ギンリョウソウ。以前にも見たことはあり、珍しくはないが、久しぶりにお目にかかるとなると、やっぱり嬉しい。一つ見つければ、二つ、三つ、四つ、五つ・・・と、一箇所に集中して、たくさん頭を出していた。
最後にユキザサ。最初に咲きはじめた葉に近い部分から、茶色くなり枯れはじめている。花が終わっていく姿さえも美しい・・・と思わせてくれる。
さて、定点観察。久しぶりに4箇所全て。
【小屋から望む前穂】
【化粧柳と前穂】
【梓川と大天井】
【大天井岳】
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