今日はRDO。エミリーに声をかけてもらって、今季2度目、昨年の分も合わせると3度目のヘリコプターに乗せてもらえることになりました。エミリーとは仲良くさせてもらって(贔屓にしてもらって)います。
リサプライである水曜日は、トラック上の4つの小屋の間を1台のヘリとマネジメントチームのスタッフが飛び回ります。それぞれの小屋には食糧が運びこまれ、小屋からは1週間分のゴミが外の世界へと運び出されます。RDOである私は、そのヘリに乗って隣の小屋まで運よく移動できるということです。ヘリが私たちの小屋に来るのはお昼前後。それからヘリはボート乗り場と小屋を何度も往復し食糧が詰め込まれたケージが小屋に届きます。その作業が終わった後に、スタッフの移動の時間となります。
私は、午後のヘリの時間まで朝ごはんをスタッフルームで食べてエミリーとおしゃべりしたり、エミリーに教えてもらった映画を部屋で見たり。
同じ便に乗るメンバーは隣の小屋のスタッフにアレックス、私、そしてエミリーもヘリに乗るとのことです。マネージャーであるからには、自由が効くのでしょう。私たちの小屋のスタッフは片道しか乗せてもらえませんが、エミリーはヘリで往復するとのことです。
初めてのヘリはパイロットの隣、つまりヘリの左側に乗り、2度目は後部座席の同じく左側に乗りましたが、今回は後部座席の右側。3度目とはいえ、右側からはまた違う景色を見ることができ、おおおおおおおお〜〜〜〜〜〜!の連続です。
そしていつも見ているはずの川、毎回違う色をしているような気がして、初めてこの景色を見るかのように今回も感動。
あっという間に数分間のヘリコプターライドを終えて隣の小屋に到着した後は、蜻蛉返りしなければなりませんので、少しだけスタッフと会話して自分の小屋に向かって走り始めます。しかし、あっついあっつい。お天気がいいのはありがたいことですが、汗が出始めます。無理して走ってもよくないなと思い、走っては歩きを繰り返します。
▲雨の後は滝がたくさん見ることができます
遠いなあ〜〜〜〜〜と思う自分と、こんな場所を何度も歩けて幸せだなあ〜〜〜〜〜〜と思う自分と。
いつもなら4時間はかかる道のりですが、今回は何度も走ったため2時間と少しで到着。小屋付近のスイミングスポットで足を冷やして、小屋に戻ります。
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その後は、ブリッジとボート乗り場まで散歩し、彼女はしばらくハンモックを張るとのことです。さやかも一緒にハンモック張ろうよと何度も誘われましたが、足がいい感じに疲れていたので、それは断り小屋に戻ることに。ブリッジは23:00頃までボート乗り場でゆらりゆらりしていたそうです。
小屋に戻って、ベッドタイムの時間という頃、ガイドの1人とエミリー、ジェン、リリーが「キアがいる!!」と洗濯室付近ではしゃいでいます。キアは日本語でいうとミヤマオウム。ニュージーランドの固有種であり高山に生息しています。なので、私たちの小屋の付近にいるはずがない鳥なのですが・・・。1匹だけ、声を上げながら洗濯室の屋根の上を行ったり来たりしています。20分は皆で一緒に観察してたでしょうか。好奇心旺盛なそのキアは、エミリーの部屋の前にやってきてエミリーとおしゃべりまでし始めました(一方的にエミリーが話しかけているだけ)。「Where is your mate?」それにしてもなぜ一匹だけこんなところまで降りてきたのか、不思議でなりません・・・。
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