今日は昨日に続き受け付け担当のCシフト。なんと宿泊者の半分近くが外国籍のお客さんだ。3年前に働いていた時は、フロントで英語を使うことなんてあっただろうか。繁忙期に片手で数えるほどだったと思う。しかし、今シーズンはほぼ毎日1人以上は海外からのお客さんが泊まりにくる。日本人だけの日の方が全体的に少ないのではなかろうか。
国籍で言うと、アジア圏の次にヨーロッパ、オセアニア、そしてアメリカ、だろうか。年齢層は様々だ。宿泊者だけでなく、立ち寄りでランチやケーキを食べにきてくださる方も多い。小屋のラウンジが外国人ばかりという日もある。
この数年で、外国人がこんなに増えるとは想像もしなかった。3年前ならオドオドしていただろうが、私の英語力は別にして、海外のお客さんに対してチェックインの手続きをすることに抵抗を感じることはない。ニュージーランドで鍛えられたなと、ひしひしと感じる。もちろん言葉に詰まることはあるし、説明に困ることは度々ある。聞き取れずに聞き返すことだってある。それでも、山小屋の中で国籍豊かなメンバーと一緒に働いたことは私のためになっていたようだ。
ニュージーランドではニュージーランド英語、それからイギリス英語、南米の人が話すスペイン語訛りの英語を良く聴いていた。アメリカ・カナダ人はほとんどいなかった。アメリカで留学をしたり、映画を観てアメリカ英語に親しんでいたはずだが、今日久しぶりに受け付けでアメリカ英語を浴びると、戸惑った。聞き取りやすい反面、表現の仕方、ニュージーランドでは聞かなかったなあと思ったり、単語の発音がザ・アメリカンで、たとえば簡単なbeerの発音さえすぐに認識できなかったりする。それだけニュージーランドの発音にクセがあったと言うことだろうか。
発音やイントネーションの違い、簡単な会話の中出てくるフレーズの違い、年齢層で変わってくる表現の仕方、比べてみるととても面白い。夏のピーク時には海外のお客さんのチェックイン手続きをたくさんすることになるだろう。自分にとっても勉強になる。
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植物観察は今日はもう良いかな〜と思っていたが、やっぱりすることにした。
まずはヤマシャクヤク。いつの間にか、小屋の表のシャクヤクは白く、大きく、丸くなり、花弁がついに開き始めている。
ころんとしていて、蕾の姿がとても可愛らしい。
背は結構高くなっていて、葉を両手いっぱい広げているが、その下から覗いてみると、蕾は葉の下にもいくつかついていることに気づく。
こちら、コチャルメルソウ。早いものは、花弁を落とし始めた。
なんだか、あっという間だ。この前咲き始めたと思っていたが。それもそう、もう5月も終盤だ。
最近良く見かける花の一つ。前にも載せたかもしれない。名前は、ハクザンハタザオということがわかった。
クルマバツクバネソウの蕾。花が開きかける写真は撮れていなかったので、今日見つけてすぐにカメラに収める。
こちらカラマツソウ。雪解けすぐから、目を出しいていたカラマツソウたちは、身長がぐんぐんと伸びている。小屋周辺ではまだ、花は見かけない。
定点観察は、一箇所だけ。
【小屋から望む前穂】
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