今日は待ちに待った、友達が遊びにきてくれる日。
山ではなく家にいるときは、常に人に会いたくないモード全開。半年、1年に1回しか友達(家族や仕事で関わる人以外の人)に会わないことはザラ。会う会わないだけでなく、連絡を取ることすら億劫になり既読無視なんかは平気でやってしまう(みなさん、すみません)。しかし山小屋にいるときは、なぜか友達や知人、山小屋で働くスタッフ以外の人に会うと、ホッとするし嬉しくなる。なんなら、登山道で花の写真を撮っているおじちゃんとちょっとした会話をしたりとか、とても、楽しい。
おそらく山にいるときは私の中のスイッチがオンになり、山を離れるとオフになるのだらう。
今日は朝から、友達が来てくれることが嬉しくて、一緒に働く皆にも友達が来ると言い続け、お昼の休憩時間中、彼女は快晴の山の中に現れた。「海もいいけどね、やっぱり山がいいね!山が好き!」と、メグ。彼女はニュージーランドの山小屋で2シーズン一緒に働き、休みの日には一緒に山に行ったり、キャンプをしたりした友達だ。
今日一泊だけかと思いきや、今日明日と、私の働く小屋の隣にあるキャンプ場に泊まるらしい。明日は私は休みなので、まるっと1日一緒にハイキングできそうだ。
▲隣のキャンプ場
冬に雪深いところでバイトしながらスノースポーツを楽しみ、その後自転車で南下、つい数日前にしまなみ海道を走り終えた彼女は、久しぶりに英語で人に話すことができて嬉しそうだった一方、私は久しぶりに英語で人と会話をした。
彼女とだけでなく、今日は受付に立つシフトで、シンガポールからのお客さんにも英語でご案内をする。
ゴールデンウィークは序の口だろう。この夏の繁忙期は、以前ここで働いていた時とは比べられないくらいに、英語を使う気がしている。
【小屋から望む前穂】
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