【week off①4日目】テアナウからクイーンズタウンへ

今日は、お客さんを乗せたバスに乗っけてもらってクイーンズタウンへ移動する日(小屋のスタッフはweek offなどで街に出る際、バスとボートに関しては無料で乗せてもらうことができます)。バスは街の外れにあるカフェを12:30に出発するようなので、それまでにカフェに行かなければなりません。

泊まっている宿が心地よく、朝は10:00頃からやっとやっと行動開始。ドミトリータイプの宿にも関わらず、珍しく自分の部屋のようにぐっすり眠ることができました。チェックアウトしてこの宿を離れるのが勿体無いと思うほどです。

泊まっている人の雰囲気も、前回クイーンズタウンで泊まった安宿とは違います。もちろん年齢層は同じように若く、旅人が集まってはいますが、宿のオーナーによってこんなにも雰囲気が変わるんだと思いました。またここには必ず戻って来たいです。

宿を出てまずはコーヒーをと、昨日のカフェ巡りを続けます。通りからは少し見えづらい奥まったところにあるカフェですが、中に入るとやはり賑わっています。ニュージーランドのカフェは、チェーン店は圧倒的に少なく、どのカフェもBGMやメニュー、店内の雰囲気に独自のカラーが出ていて、カフェ巡りに飽きることはありません。もちろんその分お財布は軽くなりますが。

コーヒーを飲んだ後は、バスに乗り込むため集合場所である次なるカフェへ移動。街の中心から25分ほど歩きます。山の中を歩くのと違って道は整備されており平坦で歩きやすく(笑)、通りの家を観察しながら歩くのがなかなか楽しいです。civilization、新鮮です。

今日2軒目のカフェについたのは11:30。街から外れていることもあり、食べ物の値段が少し安くこちらで朝昼ごはんのハンバーガーを食べることにします。

12:30…..バスが来る気配はありません。カフェの周りや店内に知ったガイドの顔はないかとウロウロしていると、さやかさーん！と向こうから私に気づいてくれました。日本人ガイドの方が2人おり、テーブルにお邪魔させもらい少しおしゃべり。彼らは、今日から5日間のツアーのガイドをするため、カフェでランチ休憩をしているところでした。私が乗るバスは、彼らとは別の5日間のツアーが終わってクイーンズタウンに向かうバス。そのバスに乗っているガイドに私をpick upするように連絡をとってもらいました。

待つこと1時間半、、、。やっとバスが来ました。ちょうど雨も降り始めます。夏とは言えニュージーランドの天気は変わりやすく、寒くなったり暑くなったりで、上着の脱ぎ着が忙しいです。

バス酔いしてしまい、まだかまだかと揺られること2時間半。17:00前にクイーンズタウンに到着です。宿は前回とは別の、チリのカタリーナにお勧めされた宿に泊まることにしました。テアナウの宿が恋しくはありますが、今日からここに3泊です。

チェックインして荷物を部屋に置いた後は、小さく畳めるパッカブルのザックが欲しかったので、アウトドアショップに行き、形も色も背負い心地もこれだ！というものがすぐに見つかって即購入。他にも、紙の地図を買って、街中をうろうろします。

みんなのお母さんエミリーが、湖のところでピアノを演奏する人がいるんだけどね、とっても上手なのよ、と言っていたのを思い出し行ってみることに。座ってアイスクリームを食べていると、ちょうど目の前で演奏が始まり、あっという間に時間が過ぎていきます。1時間近く演奏があった後、終わりを待ち構えていたトロンボーンとギターを持った男性が歌い始め、広場には人がライブ会場のように集まってきます。踊り出す人もちらほら。その演奏が終わった後、またピアノの演奏は始まり、曲が移り変わるにつれ空も湖も、色を変えていきます。

テアナウの小さな街、小さなカフェ、ほっと落ち着く宿が心地よく、クイーンズタウンに来るんじゃなかったと思っていましたが、ピアノの演奏を聞いて、来てよかったと心から。また明日も演奏はあるのでしょうか。同じ時間帯に同じ場所へ行ってみようと思います。