【week off①2日目】ボートに乗って街へ

朝何度も起きては目を閉じを繰り返し、やっとベッドを這い出たのは8:00頃。朝食を食べ、道中で食べるマフィンをザックに詰めて、9:00前、小屋を出発します。自分の働いている小屋まで4時間かけて戻り、荷物を整理して、16:00のボートに乗って街に出る、というのが、今日の流れです。前日の天気が信じられないほど、空は雲に覆われ、小屋を出ると雨がぽつりぽつり降り始めました。このくらいの雨なら、森の中だしレインウェアを着なくてもよさそうです。酷くなる前に、少しでも距離を稼ぎたいと、早歩きしますが、雨に追いつかれてしまい、それでもレインウェアは着たくなく(暑い)、持ってきた傘をさすことにします。

早く風呂に入りたい、早く小屋に戻りたい、もう歩きたくない、足を止めたい、屋根のある建物の中でゆっくりご飯食べたい、家に帰りたい。一度こう思い始めてしまうと、もう抜け出せません。気がつくと無心で&高速で右足左足右足左足と動かしていることに気づきます。そんな自分に時々ハッとしますが、またすぐに負のループに陥ります。「私、そんなに山好きじゃないわ」

小屋に到着したのは、13:00頃。やはり4時間かかりました。休憩の回数は関係ないようです。

スタッフルームに顔を出し帰ってきましたと報告。すぐにシャワーを浴びて洗濯をし、洗濯の待ち時間には冷蔵庫にある従食の残り物や私の誕生日ケーキの残りを食べ、荷物の整理をします。

15:30、小屋を後にし早足でボート乗り場へ。「week off楽しんでおいで。ちゃんと帰ってくるんだよ。帰ってくるでしょ?」とみんなの姉貴キャサリン。出発の10分前にボート乗り場に到着し、ドライバーに小屋のスタッフですと伝えボートに乗り込みます。いよいよ、このジャングルを抜け出す時が来ました。excitedな気分になるかと思いきや、なぜかボート乗り場が小さくなるにつれて、寂しくなってきます。自分が思っていた以上に、小屋が自分の居場所、家になっていたようで、数ヶ月後小屋締めの時は涙してしまうんではないだろうかと思うほどです。

ボートには、お客さんは私しか乗っていません。デッキに出て、湖から見える山々を写真に撮ろうとしますが、景色が大きすぎて携帯にこの景色を残すのは無理があるようです。4回足を運んだD Passもボートから見ることができました。あそこに行ったのか、、、。

1時間後、ボートは目的地に到着。ここから街の中心部までは歩くと1時間以上かかるのでボートのドライバーに、rideaskします。無事のせてもらうことができ、20分ちょいで街中へ出ることができました。感謝感謝。

街中に出れば2ヶ月前に買ったSIMカードでネットが使えると思いきや、ネットが繋がりません。なんで繋がらない、、、。そして、宿の場所の地図をしっかり確認していませんでした(またかい!)。歩き回って公共のWi-Fiがある場所を探し、宿まで歩きます。

街の中心部にも宿はいくつかありますが、静かにのんびり過ごしたかったので、歩いて20分ほど離れている宿を予約していました。街の中心部から疲れた足で歩くこと20分。宿のオーナーご夫婦が出迎えてくれ、設備を説明してくれます。多くのバックパッカーズと違って、ご夫婦は泊まっているゲストの名前を覚えており、「このベッドはドイツから来た〜さんで、こっちは〜さん。こっちもドイツから来てますね。あ、こちらはアメリカからきた〜さん、こちらは日本からきたさやかさん。」と、丁寧にお客さん同士を繋げてくれます。宿の建物自体はとても開放的で、街から離れているのでとても静か。ここを予約してよかった、と到着してすぐに思いました。

宿ではフリーWi-Fiが使え、荷解きする前に2ヶ月ぶりにネットの繋がるスマホをいじり、結局寝たのは23:00過ぎ。明日は1日この街でフリー、ふらふら散策する予定です。

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