この小屋にいるのは31日間。すでに12日間がすぎ、あと3週間で下山するということだ。3週間というと、半年前にいたM小屋でいうなら1週間のお休みと2週間連続で働くという1ローテーションと同じ時間だ。大したことない、と思う自分と、結構長いなぁという自分。
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今日は、急なお客さんも、コウモリも、大きな虫も現れることなく1日が終わった。昨日のような太陽さんさんな晴れ空ではなく、1日中太陽が雲を被ったようなお天気。昨日ほどではないが、湿度もあるし、朝ごはん、昼ごはん、夜ごはん、口に何かを入れると眠たくなるような1日だった。
掃除は、目処がついてきた。コウモリが出た部屋始め、相部屋を掃除し、あちこちに綿飴のようにくっついている蜘蛛の巣も雑巾でとる。すると足が細く胴がゴマ一つ部分くらいの蜘蛛がそろりそろり、こちらへと顔を出す。申し訳ない気もするが、お客さんを入れるためだからと、住処を移動してもらう。
蜘蛛に限ったことではなくて、小屋の周りにいるらしい、熊や鹿、そのほかの動物たち、もちろんコウモリも、虫たちも、ごめん、の気持ちばっかり湧いてくる。お邪魔します、今日もここに住ませてください、そんな気持ち。
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今日は日曜日、完全に隣の工事の作業員さんたちも動きを止め、重機を整備するおじさんもいない。明日は月曜日だし、少しは人間が動く気配がこちらまで伝わってくるだろうか。歩いて2分もしない、人工の滝に行ったり、湖に行ったりしても良いのだろうが、やっぱりそんな気分にならずに1日1日が過ぎていく。これじゃあ、刑務所にいるのと同じかもしれない。
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明後日にはお客さんが来るので、1日中掃除ができるのは明日で最後となる。蜘蛛の巣も虫の死骸も、次から次に湧いてくる。私が使っている掃除機は虫たちのお墓になってしまっている・・・。明日も掃除機をかけるところから始まりそうだ。
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今日は特に書くこともないのでこれで終わりにします。今日の夜はなんの映画を見ようかな。今日もまた書き終えるこの時間にコウモリがパタパタ、動き始めたような気がします。
【本日会話をした人間の数、0】

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