110日目〜112日目 文句ばかり言っていたお陰で

最後のcookシフト

110日目、cookシフトの連勤が始まります。これから11連勤すれば、私のM小屋でのcookとしてのシーズンは終了です。いやぁ、何度も言いますが、長かった。いや、長いというより濃かったと言った方が正しいでしょうか。密度が濃い分、時間が長く感じられた、そんな気がします。

110日目のスタートは、すでにcookシフト5日目のような疲れを感じながら始まります。まだ先はあるというのに・・・。それでも、私の中の「美味しいもの食べたい」という声はもちろん消えません。スタッフディナーはタンドリーチキンをココナッツヨーグルトで作り、肉には米が欲しい日本人な私ですので、お米はターメリックとバター、カルダモンを入れて炊き、シンプルなサラダを添えます。

111日目のスタッフディナーは、オリビアがいつも「ラーメン作ってくれたら嬉しい」「ラーメン食べたい」と言うので、ラーメンには程遠いかもしれませんが、担々麺を作りました。ラーメンの麺は小屋にはありませんが、シェリーが私に気を遣ってくれてか、シーズン初めに乾燥蕎麦を発注してくれており、たくさん在庫があります。(発注した本人はグルテンフリーなので小麦が入っている蕎麦は食べることができません。)担々麺がどう言うものか誰も知りませんから、スープと肉はレシピ通りに作り、ほかは「こんな具があったらスープにも麺にも合うだろう」という具材を準備し、セルフで麺にスープ、具材を盛り付けていくスタイルです。紫キャベツのローストやブロッコリーのロースト、味玉、人参の千切り、などなど。味玉は初めて作りましたが、7時間ほど漬け込みしっかり味がついて、黄身もとろりとバッチリでした。ちょうどこの日はF小屋のシェフの1人が宿泊に来ており、彼女にも好評。シェフですからやはりこんな質問をしたくなるのでしょう。「マリネートしたのは醤油と何?どうやって作るの?黄身は完璧だけど、これは?」

112日目のスタッフディナーには、魚のリゾットオーブン焼きを作りました。リゾットライスを使ってリゾットを作るのは初めてでシェリーにも助言をもらいながら作りましたが、調理時間が少し短かったようでお米は固め。再挑戦したいです・・・。納得がいきません。味は、美味しくできました。魚に野菜、マッシュルームをいれ、チキンストック(液体)を入れたからか、雑炊チックに出来上がりました。

▲リゾットライスは最初に少し炒めます

この日は時間も心にも余裕があり、タイミングをみて作ろうと思っていたケーキも焼きました。シェリーの誕生日ケーキです。シェリーの誕生日はもう過ぎていますが、自分で自分のケーキを作っていましたから、私から作りたい!と思い、彼女にはサプライズです。皆が休憩に入り、ご飯を食べている時に、唐突に彼女に聞きます。「ケーキ、食べたい気分?」私がケーキを焼いた知ると断ることができない彼女は、ありがとう!と一瞬で笑顔になります。グルテンフリーの、米粉で焼いた、りんごとさつまいものケーキです。ケーキはどちらかというとパンに近く甘さが控え目でパサパサもそもそしてるので、ケーキ感を出すためにココアクリームでデコレーションしました。そのクリームが気に入ったのか、美味しい!とパクパク食べてくれるシェリー。本人に直接聞いたわけではありませんが、観察する限り他人が作ったものはいつも恐る恐る食べているシェリー。このケーキ、気に入ってもらえてよかったです。

消えたウィークオフ(嬉)

2つ前の記事にも書きましたが、次のウィークオフはどうなる問題が、111日目やっと解決されました。

私とクララ、オリビアにはシーズン終わりまであと1回ウィークオフがあり、そのあと3日間働くためにもう一度小屋に戻ると言う予定だったのですが、噂では戻らなくてもいいかもとかなんとか聞いていました。あれから、マネージャーに聞いてみると、マネジャー陣でのミーティングが111日目にあるからそれまで待ってとのことでした。

結果から言うと、私はウィークオフの間小屋に滞在していいと言うことになり、その間数日間働いて良いとのこと。つまり、あと1回あったウィークオフは消え、シーズン終わりまでずっと小屋にいていいと言うことです。しかし、オリビアとクララも同じようにするということは不可、また、最後の3日間戻ってくることもできない、と言うことになりました。私だけ例外。と言うのも、私は3シーズン目であり、私1人いれば小屋閉めの作業が助かると言うことです。

私がシーズン中、過去に働いたG小屋とは違ってM小屋では働いている2週間の間、休みがないことにブーブー言っていたことも効いたのでしょう・・・。「休みがあれば、小屋の周りを散歩できるのに」「休みはあるべきだ」「シフトはG小屋の方がいい」ここまでストレートでなくとも、結構頻繁にぶつぶつ言っていたので、最後くらいさやかには小屋にいてもらってもいいだろう、そうなったのかもしれません(笑)

ウィークオフ中に小屋にいることができると言うことは、街での滞在費用や食費にお金を使わなくていいと言うことにもなります。これは大きい。そして休みなので、今までは近場の散歩しかしていませんでしたが、1日がかりの散歩もできると言うこと。

本当にありがたいしかないです。残念なのは、ヘリコプターの操縦体験のコースに行けなくなったこと。

オリビア最後の夜

112日目は、オリビアがM小屋で過ごす最後の夜でした。彼女は1週間M小屋で働き、次の1週間はF小屋、そしてウィークオフ、と言う1週間おきに移動するフローター。この日がM小屋最後となり明日からF小屋で1週間働いたら、彼女も今シーズンは終わりということになります。

リンが最後だからと、ワイン1本をプレゼントしてくれ、皆で飲みながら消灯までおしゃべり。リンは、リン、シェリー、オリビア、クララ、私の5人で働くこの週のメンバー・時間が好きだったようでとても嬉しそうにしています。

皆で過ごす時間が少しずつ減っていること、変化している皆の様子が見えますが、心で感じるにはまだ私自身追いついていません。

▲1ヶ月以上放置されていた壊れた食洗機、やっと明日のリサプライで下界に下される予定です

 

 

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